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スピーチ中に火災報知器が鳴るハプニングも…長崎の高田明社長が「1年で“ゼイワン”復帰」誓う

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高田明社長が1年でのJ1復帰を誓った

[12.1 J1第34節 長崎4-4清水 トラスタ]

 V・ファーレン長崎の高田明社長が1年でのJ1復帰を高々と宣言した。

 1日、長崎は本拠地トランスコスモススタジアム長崎で清水エスパルスとJ1最終節を戦い、壮絶な打ち合いの末に4-4で引き分けた。クラブ史上初めてのJ1でのシーズンは、勝ち点30で18位に終了。来季は再びJ2で戦う。

 試合終了後のセレモニーで、1年間のファン・サポーターの応援に感謝しつつ、J2降格を謝罪した高田社長。「私は全く悔いは残していません。ここにいる高木監督以下、選手、そして関係のみなさんが一生懸命やった結果です。言い訳になるかもしれませんが、私の中ではこれほどゼイワン(J1)の中で戦ってくれた監督、選手、スタッフに誇りを持っている」と選手たちの労をねぎらった。

「今日は最高の試合をやってくれました。監督、選手の頑張りは、一年間みなさんが一生懸命応援していただいた思いの結果。本当に今日ほどこのチームに誇りを持った瞬間はありません。来季ゼイツー(J2)ですけども、必ず1年でゼイワンに復帰しなさいと、絶対ゼイワンに戻れよという選手、監督、ファンのみなさんの思いが今日の最高の試合につながったと思います」

 今季限りで退任する高木琢也監督に対しては「人生には転換期というものがあります。高木監督は6年間、V・ファーレンのために力を尽くしてくれました。監督のキャリアはもっともっと高みを目指してほしいという、私たちの思いがあります。監督は上を行ける監督。これからも縁が切れるわけではない。陰ながら、心から応援したいと思います」と語り、感謝とこれからの活躍に期待を寄せた。

 このあと、スタジアムに火災報知器の警報音が鳴り響き、高田社長のスピーチが一旦中断。いたずらだったのか、確認して問題ないとわかると高田社長は、「今日は最高に思い出に残る34節になりましたね。これもV・ファーレン長崎に対するみなさんの思いと受け止めて、非常に思い出に残る最後になりました」と笑顔で語り、ファン・サポーターに来季も変わらぬ応援をお願いするとともに、「来年1年でゼイワン復帰」を誓った。

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