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完敗のモナコ、アンリ監督が敵将シメオネを絶賛「すべての監督がお手本にすべきだ」

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ティエリ・アンリ監督が敵将シメオネを絶賛

 モナコは28日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループA第5節でアトレティコ・マドリーと対戦した。モナコのティエリ・アンリ監督は試合後の記者会見で敵将のディエゴ・シメオネを絶賛した。

 モナコは第4節終了時点でグループリーグ敗退が決定。UEFAヨーロッパリーグ(EL)に回る3位の座を目指していた。一方、アトレティコは勝ち抜けが決まった状態でこの試合に臨んだ。

 試合は前半2分に、アトレティコが最初の攻撃で先制点を決めた。同24分には左サイドからのクロスをアントワーヌ・グリーズマンがきっちりと合わせて追加点を記録。モナコは終始ボールをキープされる苦しい展開となり、0-2で敗戦した。

 10月からモナコの指揮官に就任し、監督として新しいキャリアを歩み始めたアンリ。就任後公式戦で6試合未勝利と苦しい状況も経験した。そんなアンリは2011年からアトレティコを率い、13-14シーズンにはレアル・マドリーやバルセロナを押しのけてラ・リーガで優勝を果たしたシメオネを尊敬しているという。

「シメオネから多くのことを学んだ。彼がどうやって振る舞っているかいつも見ていたよ。この試合も2-0で勝利に導き、決して選手を孤立させなかった。終始、選手たちに叫び続け、試合に集中させていたね」

「彼はフットボールに対して情熱を持っている。まだ選手であるかのようだよ。すべての監督がシメオネを参考にするべきだ」

 シメオネから教訓を得たアンリ監督は、リーグアンで下位に沈むモナコを立て直すことができるのだろうか。

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