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盤石ユーベが3発完封で難敵ビオラを撃破、ダメ押し弾のC・ロナウドは得点ランク暫定トップタイに浮上

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FWクリスティアーノ・ロナウドがリーグ戦10点目

[12.1 セリエA第14節 フィオレンティーナ0-3ユベントス]

 セリエAは1日に第14節を行い、ユベントスは敵地でフィオレンティーナと対戦して3-0で快勝。リーグ戦で開幕14試合無敗を継続した。

 27日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第5節・バレンシア戦で1-0の勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めたユベントス。難敵フィオレンティーナを相手に先発の変更は2人のみに抑え、4-3-3の布陣を敷く。

 最終ラインはDFジョルジョ・キエッリーニとDFレオナルド・ボヌッチを配置し、右SBにDFマッティア・デ・シリオ、左SBにはジョアン・カンセロを置く。3センターはMFロドリゴ・ベンタンクールをアンカーに起用し、右のインサイドハーフにMFフアン・クアドラードを、左にはMFブレズ・マトゥイディが入った。前線はFWクリスティアーノ・ロナウド、FWパウロ・ディバラ、FWマリオ・マンジュキッチが並んだ。

 序盤はフィオレンティーナが攻撃を仕掛ける。FWジオバンニ・シメオネやFWフェデリコ・キエーザが前線を張り、MFマルコ・ベナッシは強烈なミドルでゴールを狙う。一方、少しずつ隙を突くユベントスは前半25分、デ・シリオがPA右ライン上からクロスを放ち、DFクリスティアーノ・ビラーギのハンドを誘発するも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果、ハンドの判定とはならなかった。

 前半31分にユベントスが均衡を崩す。中盤のベンタンクールがディバラとのワンツーからドリブルを仕掛ける。加速して相手のマークを振り切ると、PA中央のライン上から左足を振り切り、ゴール右へと流し込んだ。

 先制を許したフィオレンティーナは前半35分、PA右のDFニコラ・ミレンコビッチのクロスをベナッシが触れ、最後はPA中央のシメオネの前にこぼれるもミートせず。一方、ユベントスは同39分、ディバラがPA手前から左足ミドルを放つが、相手GKのセーブに遭った。

 前半を0-1で折り返したフィオレンティーナは後半2分、ベナッシが強烈な右足ミドルで前半同様にゴールを狙うが枠外へ。同22分にはキエーザらが波状攻撃を仕掛けるが、GKボイチェフ・シュチェスニーにしっかりとキャッチされる。すると、ユベントスが再び確実にチャンスを決めてくる。

 ユベントスは後半24分、右CKから幾度と敵陣に迫ると、PA外に出たボールをクアドラードがヘディングでPA内に放り込む。PA右のキエッリーニが反応して右足ボレーを打つと、相手GKにセーブされるが不規則な回転がかかり、ボールは誰にも触れられずにそのままゴールへと吸い込まれた。

 ユベントスは2-0で迎えた後半33分、マンジュキッチのクロスから相手のハンドを誘発してPKを獲得。C・ロナウドが豪快にPKを決め、ダメ押しの3点目とした。今夏加入の“CR7”はリーグ戦10点目でジェノアFWクシュシトフ・ピョンテクと並んで得点ランク暫定トップに浮上している。

 C・ロナウドは得点直後にFWフェデリコ・ベルナルデスキと交代に。ユベントスはそのまま点差を守り切り、3-0で快勝してリーグ戦無敗(13勝1分)を継続している。

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