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モウリーニョが選手たちに不満「単純なプレーが独創的と理解していない」

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不満を漏らすジョゼ・モウリーニョ監督

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、選手たちに“単純なプレー”を求めた。クラブ公式サイトが伝えている。

 ユナイテッドは1日、プレミアリーグ第14節でサウサンプトンと対戦。2点ビハインドから前半33分にFWロメル・ルカクが反撃の狼煙を上げると、39分にはMFアンデル・エレーラがゴールネットを揺らし、同点に追いついた。しかし、後半にスコアを動かすことができず、2-2で引き分けた。

 勝ち点2を取りこぼしたことに不満を漏らしたモウリーニョ監督は、「ある人から、単純なプレーは独創的と言われた。その人は歳をとった指導者だったが、完全に同意する。素晴らしいフレーズを教えてもらった」として、この試合を振り返った。

「我々は、後半に勝負を決めたかった。選手たちも、その気持ちを見せてくれた。前半のラスト15分から20分で見られたプレーは、ボールを運びながら、攻撃的な選手と連携することだった。ボールを適切な場所に、瞬間に置き、正しいパスを選択し、シンプルにプレーして活性化させた。ところが後半は、中盤でボールを失った。選手たちは、単純なプレーが独創的ということを理解していない。特に、ピッチの一部がね。彼らは繰り返し複雑なプレーをしようとしていた」

 また、3バックについても言及。DFフィル・ジョーンズのほか、MFネマニャ・マティッチとMFスコット・マクトミネイの中盤の選手が最終ラインに並んだ。「スコットとマティッチは中盤の選手だが、非常にポジティブなプレーだった。フィル・ジョーンズが彼らとの3人のグループを率い、完全にコントロールできていた」と満足感を示したが、「唯一の問題点は、中盤でボールを失い過ぎて、攻撃的な選手が十分な継続性を得られなかったことだ」と語った。

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