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川口、古巣の試合の影響で「ボサボサ頭」で現役引退試合

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長女、長男と手を繋いで入場する川口能活

[12.2 J3第34節 相模原1-0鹿児島 ギオンス]

 今季限りでの現役引退を表明していたSC相模原の元日本代表GK川口能活が2日、今季最終戦となるJ3第34節の鹿児島ユナイテッドFC戦で無失点に抑え、現役ラストマッチを1-0で飾った。

 “引退試合”を前に、ここ数日は騒がしい日々を過ごしたという川口。前日には髪の毛を切りに行こうとしたというが、「ボサボサ頭」で試合に出ることになった理由を明かした。

 理由は1日に古巣であるジュビロ磐田の試合を視聴後にカットの予定を入れていたが、磐田がJ1参入プレーオフに出場しなければいけない結果に終わったため、髪の毛を切りに行けないほど、心の整理がつかなかったのだという。

 それでも川口は「ジュビロは追い込まれて力を発揮するチーム。勝者のメンタリティがあるので」と力強いエールを送る。「名波さんを中心にチームがまとまって、新しいジュビロを築いてくれることを信じている」とJ1残留を願った。

 磐田が出場するJ1参入プレーオフ決定戦は、12月8日14時ヤマハスタジアムでキックオフ。相手は東京ヴェルディに決まっている。

(取材・文 児玉幸洋)
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