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「監督だけではなく選手全員の責任」サウサンプトン吉田麻也が指揮官解任の心境を明かす

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吉田麻也が監督解任について言及した

 サウサンプトン吉田麻也がマーク・ヒューズ前監督の解任について口を開いた。イギリス『デイリー・エコー』が伝えた。

 今シーズン、プレミアリーグ14節を終えてわずか1勝のみと降格圏に沈むサウサンプトン。そして3日、クラブはヒューズ前監督を更迭する決断を下した。このクラブの選択に驚きはないとした吉田だが、成績不振の理由はチームにあると話している。

「良い結果が得られなかったことで監督がクラブから去らなければならなくなったとき、僕はいつも罪悪感を感じる。これには驚きはなかったけれど、(2-2の引き分けに終わった)マンチェスター・ユナイテッド戦の後だったから少しばかり驚いた。これは監督だけの問題ではなく、全選手が責任を取らなくてはならない。ここ10試合で勝てていないことは、プロとしてもちろん十分ではない」

「昨シーズンにプレミアリーグ残留に導いてくれたマーク・ヒューズには本当に感謝している。僕たちはマーク・ヒューズに全責任を押し付けることはできないし、彼の過ちだとも言えない。全選手、全スタッフがこの責任を感じるべきだ」

 3日の午前にヒューズ前監督は選手たちの前で別れの言葉を送ったようだ。吉田はこの時の様子を振り返るとともに、これから残留をかけた難しい戦いが待っていると話した。

「監督が去るのは本当に悲しい瞬間だ。彼は僕たちの前で最後のスピーチをした。マウリシオ(ペジェグリーノ)のときと同じような雰囲気だった。彼は最後までポジティブで、僕たちへの敬意を払ってくれていた。彼は男としてチームを去っていった」

「ただ、この瞬間から僕たちはさらに上のレベルへと向かわなければならない。険しい山を登る必要があり、生き残りをかけて戦う時が来た。マウリシオ・ペジェグリーノが去った後も多くの人は“遅すぎた”と言っていたが、僕たちは何とかやり遂げた。そして、もう一度あの時のように戦えると信じている」

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