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快挙翌日の電撃発表…仙台、20年来のスタジアムDJが退任へ「深く思い悩みました」

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9日に天皇杯決勝を控えるベガルタ仙台

 ベガルタ仙台は6日、Jリーグ参入前の1998年から20年間にわたってホームゲームのスタジアムDJを務めてきた大坂ともお氏(48)が今季で退任することに決まったと発表した。同氏は5日、ユアテックスタジアム仙台で行われた天皇杯準決勝でも熱い声を轟かせ、クラブ史上初の決勝進出を後押ししていた。

 クラブの公式サイトを通じてコメントを発表。「正直、こうした決断にいたるまで、深く思い悩みました。しかし、スタジアムDJとして20年という節目。来年はクラブ創立25周年という新たなスタートを切るなか、クラブと相談し、未来へ前向きな決断をしたと思っています」と胸中を明かした。

「ユアテックスタジアムのマイクから長年にわたり、ベガルタ仙台と共存し戦ってきたこと、たくさんの勇気と感動をいただいたこと、多くの思い出でいっぱいです」。そう振り返った大坂氏は「日本一のサポーターとユアスタ劇場でさまざまな思いを一緒に味わえたことは、一生の宝物です」とサポーターに感謝。

「ベガルタのスタジアムDJ は退任しますが、ベガルタ仙台を応援していくことに変わりはありません。今後も何らかの形でチームに貢献できればと思っています。どこかで私の声を聞いた際は、懐かしさとともに私のことを思い出してください。よろしくお願いいたします」とメッセージを送っている。

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