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J1復帰ならず…東京Vロティーナ監督が退任、公式HPに長文メッセージ掲載

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ロティーナ監督が退任

 東京ヴェルディは9日、ロティーナ監督(61)の退任を発表した。併せてイバン・パランココーチも退任する。

 これまでリーガ・エスパニョーラのセルタやビジャレアルなどを指揮したロティーナ監督は、2016年11月から東京Vの監督に就任。昨季は5位、今季は6位で2年連続プレーオフに出場したが、惜しくも2008年以来のJ1復帰とはならなかった。ロティーナ監督は、クラブ公式サイトを通じて以下のように感謝のコメントを述べている。

「この2年間を振り返り、ヴェルディサポーターの皆さんに伝えたいこととして頭に浮かぶのは、『ありがとう』という言葉です。なぜなら、後ろを向いて我々が共に歩んできた道のりを振り返ると、深い感謝の気持ちが溢れ出してくるからです。この偉大なファミリーを形成するすべての方々に感謝の意を示したいです。

 社長、強化部の皆さん、ありがとうございました。我々を信頼してくれて、成功のために常に我々の近くから協力してくれました。

 私のテクニカル・メディカルスタッフチームの皆さん、ありがとうございました。この忘れることのできない2シーズンの間、素晴らしい仕事で私を支えてくれて、私をより良い監督にしてくれました。

 全てのクラブ職員、スタッフの皆さん、ありがとうございました。この挑戦のために大きな努力をしてくれて、素晴らしいプロジェクトの一部となってくれました。

 そして選手の皆さん、ありがとうございました。我々スタッフの要求に対して、『忠誠』、『信頼』の模範を示し続けてくれました。謙虚で、献身的であり続けてくれました。全てが私の中で良い思い出であり続けます。

 そして、特にファン、サポーターの皆さんに、私より、そして私の家族より大きな感謝を伝えたいです。とても、とても、とてもありがとうございました。2年前に私が日本に到着した時、どんな未来が待ち受けているのか想像できませんでした。知らない国で異なるサッカーと出会いましたが、今は大好きになりました。

 ファン、サポーターの方々の温かい歓迎のおかげで、ここを自分の国のように感じることができました。皆さんがこの2年間を素晴らしいものにしてくれました。良い時期も、難しい時期も我々を励ましてくれました。我々と共に喜んでくれました。そして物事がうまくいかない時や、期待通りにならない時は、我々が立ち上がるように支えてくれました。皆さんの応援歌は、どこに行こうとも私の中で響き続けます。私はあなた方に一生分の無償の借りを持つことになりました。特にあの『ロティーナ、ロティーナ』の歌を歌ってもらえるようになってからは。

 全ての方々に感謝を示したいです。これは、『さよなら』ではなく『またね』です。私は遠くには行きません。どこにいても偉大な東京ヴェルディファミリーと繋がり続けることを約束します。私の魂の一部はあなた方と共にあります」

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