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暴動延期&スペイン開催の末に南米王者が決定!リバープレートが1人退場のボカ撃破、延長戦の死闘制す

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南米王者が決定

 9日にコパ・リベルタドーレス決勝第2戦が行われた。リバープレートが3-1でボカ・ジュニアーズを破り、2戦合計5-3として南米王者に輝いた。

 第1戦を2-2で終えた両者だが、第2戦直前に暴動が発生し、ボカのバスが襲撃に遭うという前代未聞のトラブルが発生。延期が決定された後、安全面を考慮して9日にスペイン・マドリードのサンティアゴ・ベルナベウで開催されることになっていた。

 前半は互いに均衡状態が続く中、前半44分にボカが先制。相手守備陣を抜いたFWダリオ・ベネデットがGKとの1対1を冷静に決める。しかしリバープレートも後半23分、MFイグナシオ・フェルナンデスのPA右からの折り返しを、FWルーカス・プラットが右足で押し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 アウェーゴール制が採用されていないために、2戦合計スコア3-3のまま試合は延長戦に突入。ボカは延長開始早々にMFウィルマル・バリオスが2回目の警告で退場処分となると、数的優位のリバープレートが一気に攻勢に出る。延長後半4分にDFDFフアン・キンテロが左足一閃から勝ち越し弾を決め、同アディショナルタイムには相手の捨て身の攻撃をかわし、MFゴンサロ・マルティネスが無人のゴールへとダメ押しの3点目を流し込んだ。

 試合はリバープレートが3-1で勝利。2戦合計5-3で頂点に到達し、3年ぶりの南米王者となった。また、FIFAクラブワールドカップ2018の出場権も獲得。18日の準決勝から登場する。

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