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老獪なユーベ守備陣はいまだ健在…欧州5大リーグでも公式戦最少の失点数

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ベテラン守備陣がユベントスのゴールを守る

 ユベントスは7日のセリエA第15節でインテルと対戦し、伝統の“イタリアダービー”を1-0で勝利した。

 FWマリオ・マンジュキッチの決勝点で白星を掴んだユベントスだが、守備陣も奮闘。31歳のDFレオナルド・ボヌッチと34歳のDFジョルジョ・キエッリーニはインテルのサイド攻撃にも安定感を発揮し、PA中央でゴールを狙うエースFWマウロ・イカルディに仕事をさせなかった。

 クラブ公式サイトで、ボヌッチは「この勝利は私たちのハングリーさを証明している」と語る。「得点の後は守備を引き締めた。厳しい試合だったし前半はチャンスを与え過ぎてしまったが、その後は改善したね」と完封に手応えを感じている。

 昨季はミランに電撃移籍したボヌッチだが、今季はユベントスに出戻った。再び相棒となったキエッリーニとの相性に問題はなく、「キエッリーニと私は自分たちの仕事をし、ベストを尽くすためにトライしている。チームはいつも助けてくれるよ」とチームワークも上々のようだ。

 FWクリスティアーノ・ロナウドが加入したことで得点力を増したユベントス。しかし今季は守備陣もチーム躍進の原動力となっており、現在リーグでは最少8失点で、UEFAチャンピオンズリーグでもマンチェスター・Uからの2失点のみ。試合数に差異はあれど、欧州5大リーグでも最少の通算10失点となっている。

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