beacon

奇妙な悪夢…元レアル・マドリーMFに悲劇。3度目のアキレス腱断裂、その全てがスーペル・クラシコで

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ボカ・ジュニアーズに所属する元アルゼンチン代表MFフェルナンド・ガゴがまたしても悲劇に見舞われた。

 ガゴの所属するボカは9日、コパ・リベルタドーレス決勝でリバープレートと対戦。決勝での“スーペル・クラシコ”は、アルゼンチンでの開催がファン暴動などの影響で延期され、スペイン・マドリードのサンティアゴ・ベルナベウで行われた。

 試合は、1-1で迎えた延長戦で2得点を挙げたリバープレートが3-1で勝利し、トータルスコア5-3で南米王者に輝いた。ガゴはこの試合、89分に途中出場。しかし、延長後半に負傷でプレー続行不可能となり、ピッチを後に。ガゴは「腱をやってしまった」と話しており、詳細な診断が待たれるものの、アキレス腱を断裂したとみられている。

 そのキャリアで数々の負傷に悩まされてきたガゴは、2015年9月のスーペル・クラシコでアキレス腱を損傷。さらに、2016年4月にも同じくリバープレートとの試合で再びアキレス腱を断裂して長期離脱を強いられた。そして今回もリバープレートとのスーペル・クラシコで、今度は逆足である右足のアキレス腱を痛めてしまった。

 これまでレアル・マドリーやバレンシアなどに在籍し、その優雅なプレースタイルと類まれなパスセンスで多くのファンを魅了してきたガゴ。不屈の精神で何度も長期離脱から復帰している32歳の男に、またしても不運が襲ってしまった。
●クラブW杯2018特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP