beacon

富山、地元出身の群馬FW高橋を獲得「県総は思い出の競技場」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ザスパクサツ群馬からカターレ富山に移籍するFW高橋駿太

 カターレ富山は11日、ザスパクサツ群馬FW高橋駿太が来季から完全移籍で加入することが決まったと発表した。富山県出身の同選手は、富山一高で過ごした高校時代以来の地元凱旋となる。

 1989年生まれの高橋は富山県のFCひがし、富山一高を経て、2007年に山形へ加入。関東1部リーグの日立栃木ウーヴァFC(現・栃木ウーヴァFC)でJFL昇格を果たした。その後は当時JFLだったFC琉球、J3リーグの長野を経て、当時J2だった群馬に16年に加入した。

 高橋はクラブの公式サイトを通じて「高校卒業以来となりますが、地元である富山に戻ってくることになりました。生まれ育った場所でサッカーが出来ることに感謝しています。ホームスタジアムである県総は、高校時代の思い出の競技場です。そこでプレーして、活躍できるように頑張りますので、来季は必ずJ2昇格しましょう」とメッセージを送っている。

 また、群馬の公式サイトでは長文のコメントが掲載された。

「この度、カターレ富山に移籍することになりました。2015年に長野を戦力外となり、どこからもオファーがなく本気で引退を考えていたときに、僕を救ってくれたのがザスパクサツ群馬でした。あの時の感謝の気持ちは、これからもずっと忘れることはありません。

 昨年J3に降格させてしまい、今年絶対に1年でJ2昇格をすることが目標でしたが、昇格できなかったことに対して本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 どんな状況でも、いつも熱い応援をしてくれたサポーターの皆さん、本当に3年間ありがとうございました。試合に勝った時は一緒に喜び、負けた時は一緒に悔しがってくれるザスパの熱いサポーターが大好きでした。僕のチャントも作ってくれて、本当に嬉しかったです。

 ザスパクサツ群馬に救ってもらったのに、何にも恩返しすることができず、移籍してしまうことになりますが、この3年間での経験や皆さんから励ましてもらったことを胸に、これからのサッカー人生を続けられる限り、頑張っていきたいと思います。

 ザスパクサツ群馬サポーターの皆さん、スポンサーの方々、奈良社長をはじめ、布監督、コーチングスタッフ、チームメイト、強化部の飯田さん、清川さん、フロントスタッフの皆さん、試合を手伝ってくださるボランティアスタッフの方々、試合を盛り上げてくれたラッコタワーさん、motto広め隊の皆さん、本当に感謝しています。

 まだまだ感謝しきれない方々がたくさんいますが、僕の群馬での3年間を支えてくださった全ての皆さん、本当にありがとうございました!!」

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

TOP