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レアルMFジョレンテ、ほぼ戦力外から4戦連続で先発「数カ月前には信じられない状況」

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ここ4試合で出番をつかんでいるMFマルコス・ジョレンテ

 9日のリーガ・エスパニョーラ第15節、レアル・マドリーは敵地アルコラスでのウエスカ戦に1-0で勝利した。ほぼ戦力外同然の扱いから4試合連続でスタメン出場を果たしたMFマルコス・ジョレンテは、状況の好転に信じられないといった様子だ。

 ジュレン・ロペテギ前監督のもとで出場機会を得られずにいたM・ジョレンテだが、サンティアゴ・ソラーリ現監督はMFカゼミーロの負傷離脱を受け、その代わりに背番号18にアンカーの役割を任せ続けている。

 このウエスカ戦で公式戦4試合目の出場を果たしたM・ジョレンテは試合後、次のような感想を述べた。

「数カ月前に4試合連続で出場すると言われても、信じることなんでできなかっただろう。本当に難しい状況にいたし、こんなことは予期していなかった。でも、チャンスは生かすためにあるものなんだよ。守備的MFは相手のゴールを防ぐためにいるが、僕たちはそうすることができている」

 この冬の市場で移籍する可能性も噂されるレアル・マドリー下部組織出身選手だが、同クラブでプレーし続ける考えものぞかせている。

「僕の考えは、ここで成功を手にすることにある。が、1月にクラブ、家族と決断を下したいと思う。クリスマスに、自分にとって何が最善なのかをクラブと話したい」

「誰もがプレーすることを望んでいるが、僕はここで成功をつかみたいと言い続けてきた。だからこそ闘うんだよ。監督に、自分を戦力に数えられると気づいてもらうため、全力を尽くしたい。これまで出場機会がなかったのに、いきなり出場できるなんて、本当は難しいことだ。だから満足しているよ」

 レアル・マドリー下部組織出身のM・ジョレンテは、2016-17シーズンにレンタル移籍先のアラベスで際立った存在感を見せ、その活躍が認められて翌シーズンよりマドリーのトップチームでプレーしている。

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