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「チーム森保」スタッフ編成は流動的に、齊藤俊秀コーチが引き続きアジア杯帯同

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11月のA代表合宿で選手に挨拶する齊藤俊秀コーチ

 来年1月5日にUAEで開幕するアジアカップに向けた日本代表メンバー23人が発表され、コーチングスタッフには11月のキリンチャレンジカップに続いて齊藤俊秀コーチが名を連ねた。

 11月の活動では横内昭展コーチが同時期に行われたU-21日本代表のUAE遠征で監督代行を務めたため、U-16日本代表コーチの齊藤氏とU-19日本代表コーチの秋葉忠宏氏がA代表合宿に帯同。A代表と東京五輪代表を兼任する森保一監督は当時、暫定的な措置としながらも、「選手だけでなく、コーチも(世代間で)融合してやっていければと思っている」と、その狙いを語っていた。今回、横内コーチが復帰した関係で、秋葉コーチの名前はなかったが、齊藤コーチは引き続きアジアカップに帯同することになった。

 森保監督はこの日のメンバー発表会見で「A代表と東京五輪代表チームのスタッフを動かしていくということは(関塚隆技術委員長とも)確認を取りながらやっている」と説明。「これからも活動の状況を見て、スタッフはA代表と東京五輪代表チームを動きながらということもやっていければと思っている」と、スタッフ編成は流動的にして2つの代表チームを見ていく方針をあらためて示した。

 会見に同席した関塚技術委員長も「(コーチ陣の)1回1回の振り分けは、『チーム森保』ということで監督にお任せしている。そこに関しては森保監督の狙いとするところでのコーチングスタッフの編成になると思う」と補足した。

(取材・文 西山紘平)

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