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EL敗退のミランにガットゥーゾ「本当に腹立たしい。勝利をプレゼントしてしまった」

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会見に出席したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督

 ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは、13日のオリンピアコス戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、敗戦の弁を述べた。

 ミランは13日、ヨーロッパリーグ(EL)グループF最終節でオリンピアコスと敵地で対戦。後半に2点のリードを奪われたミランは71分、DFクリスティアン・サパタがゴールを決めて1点差に詰め寄る。しかし81分、コーナーキックの際のゴール前での攻防において、DFイニャツィオ・アバーテがファウルを取られてPKに。オリンピアコスがこのPKを沈めて3-1で勝利した。グループリーグ突破を懸けた直接対決に敗れたミランはEL敗退が決定。ガットゥーゾ監督は、悔しさをにじませた。

「この敗戦は痛い。試合を支配していたので、本当に落胆している。いくつかのエピソードについては議論の余地があるが、このような雰囲気の中で8回も決定機を作っておきながら、ちょっとしたミスでリードを許してしまっては文句も言えない」

「試合を上手く自分たちのレールに乗せることができず、勝利をプレゼントしてしまった。またたった一度のミスでチームが崩壊してしまった。昨年もアーセナル戦で同じミスを犯している。それから主審の判定について話したいところだが、今は夕食に出かけた方が良いだろう」

 ミランの闘将は試合の行方を左右した主審の判定に言及しつつも、選手のメンタル面に苦言を呈し、チームの成長が先決であると主張した。

「チームはやるべきことをした。窮地に陥っていたのはセットプレーだけだったが、CKでのミスのように、ちょっとしたミスがあるようでは、試合をコントロールすることはできない。我々の問題はメンタル面だ。このような形でオリンピアコスに3点も献上するなんてありえない。我々の方が力は上であることを確信していた」

「我々は責任を負うべきだ。負けてはならない試合だった。批判も良いが、自分たちが成長していくことを考えなければならない。本当に腹立たしい。何時間もセットプレー対策を準備してきたのに1点目をあのように失ってしまった。受け入れがたい敗戦だ」

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