ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドは、負けは許されないとダービーへの意気込みを語った。

　今夏にレアルからユベントスに加入したC・ロナウド。5度のバロンドールを獲得する世界最高の1人である同選手は、ここまでセリエA15試合に出場して、10ゴール、5アシストを記録するなど首位を独走するチームの躍進を支える。

　レアル時代にはバルセロナとの“クラシコ”を何度も経験してきたC・ロナウドは、15日に迎える初のトリノとのダービーを前にライバルとの直接対決での敗戦は受け入れられるものではないとイタリア『トゥットスポルト』に話した。

「ユベントスのファンはインテルとトリノとの2試合に負けることを許してはくれない。負けることは常に悪いことで、僕は負けることが嫌いだ。それにダービーは、いつも最高の舞台で、僕たちは何としても勝利しなければならない。でもチームが高いポテンシャルを有していると分かっているから僕は落ち着いていられる。これからとても大切な試合をプレーする」

　ここまで、退場したチャンピオンズリーグのバレンシア戦と出場停止を科されたヤングボーイズ戦、1日のフィオレンティーナ戦を除く全ての試合でフル出場するC・ロナウド。しかし、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、33歳の同選手のコンディション面を心配しているようで「クリスティアーノはローマ戦、アタランタ戦、サンプドリア戦の3試合のうち1試合に欠場する」と休養を与える考えを明らかにした。

　また、同指揮官はトリノとのダービーに向けても口を開いた。「ダービーは重要な試合だ。トリノは良いプレーを見せているが、我々は結果を手にしなくてはならない。中断前のラストスパートがここから始まるから、我々にはエネルギーが必要だ」

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