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5か月ぶり先発の柴崎岳、ヘタフェ指揮官が起用の意図を明かす

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柴崎岳が久々出場

 ヘタフェホセ・ボルダラス監督が、MF柴崎岳について言及した。

 リーガエスパニョーラでは第1節レアル・マドリー戦以来となる先発出場を果たした柴崎は、決勝点に絡む活躍を披露。3分、柴崎が最終ラインを突破して滑り込みながらシュートを放つと、これは目前のGKモジャに弾かれる。だが、そのこぼれ球を拾ったホルヘ・モリーナがネットを揺らした。

 柴崎はその後も積極的にプレッシングを仕掛けるなど奮闘を見せたものの、ソシエダの攻勢が続いた後半にMFポルティージョとの交代でピッチをあとにした。

 柴崎を左サイドで先発させたことについて、指揮官は「戦術的、技術的な理由」で起用したことを明かしつつ、満足感を示した。

「とても良い練習をしていて、改善されている。チームが必要としていることをうまく解釈しているね。起用の理由は戦術的、技術的なものであり、選手本人が私の決断を導いてくれる。満足しているよ」

「試合に参加できていない日々が続いていたが、しかしチームによい貢献をしてくれる。(途中交代は)チームをフレッシュにするためだった」

 柴崎は、日本代表としてアジアカップに出場するために1か月以上不在となる可能性がある。指揮官は26歳MFを称賛しつつ、離脱は痛手になると認めている。

「彼はヘタフェの選手で、いつだってチームの助けになってくれる。とても誠実で、真剣に働いてくれるし、戦力に数えられる内は数えなくてはならない。チームから離れるときには、どうするかを考えなくてはね」

「クラブやコーチ陣にとって、それだけの期間を離れるなどありがたいことではないが、そのような日程なのだから仕方ない。違う選手を戦力に数えなければね。しかし、チームにいる限りは有効に活用させてもらうし、良い状態にあればチームを助けてくれる」

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