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宮市亮は“アニマル”!? ザンクト・パウリ指揮官はウイングのフィジカルに唖然

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ザンクト・パウリFW宮市亮

 ザンクト・パウリFW宮市亮は15日に行われたブンデスリーガ2部第17節で今季2ゴール目をマーク。マルクス・カウチンスキ監督は「彼はどんどん良くなっている」と同選手の好調を喜んだ。

 2015年夏にアーセナルから加わった宮市だが、ドイツの地では両ひざの前十字じん帯断裂に見舞われるなど試練が続くことに。今シーズンに入ってから昨年12月にザンクト・パウリ指揮官に就任したカウチンスキ監督の下で初めてプレー。復帰戦となった第6節インゴルシュタット戦ではいきなり決勝ゴールを決め、3試合連続でスタメン出場を果たしたフュルト戦で今季2ゴール目を挙げている。

 クラブの公式ウェブサイトによれば、カウチンスキ監督はその試合での宮市のパフォーマンスに「彼は本当に良い試合を見せたし、どんどん良くなっている。試合やリズムが彼に好影響を及ぼしているようだね」と言及。また数試合でベンチスタートとしたことについては「我々は彼に、この数週間、数か月間にわたって慎重に調整させてきたが、それが今につながっているんだ」と満足気に説明した。

 地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』によると、宮市はフュルト戦で終了間際に交代となるまで、33と最多のスプリント回数、そして34.5km/hと両チームトップの最高スピードを記録。カウチンスキ監督は「リョウは筋肉の塊。彼はアニマルだ」と宮市のフィジカルを絶賛したという。一方、宮市本人は「僕にとって完璧な1日」と喜ぶも、「でも長い間離脱していたので、まだ100%じゃないですよ」と話している。

 なお同紙はその自信に満ちた発言を受け、「ザンクト・パウリにとっては朗報。対戦相手のサイドバックにとって(宮市のコメントは)脅しにさえ聞こえるかもしれない」とも伝えている。

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