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クラブ王者を目指すS・ラモス「わずかなミスも許されない」、19日には鹿島と対戦

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DFセルヒオ・ラモスがクラブW杯へ

 3年連続でクラブW杯のヨーロッパ代表となったレアル・マドリー。昨季はこの大会初となる連覇を達成した。もし今回通算4度目の優勝を飾ることができれば、永遠
のライバル・バルセロナとさらに差をつけることになる。

 FIFA公式サイトは17日、DFセルヒオ・ラモスのコメントを掲載。この大会へのモチベーションを高めるために数字は意識していないことを明かしている。

「勝利はいつだって僕らの目標だ。それがクラブのもつメンタリティだから」

 S・ラモスがクラブW杯に初出場したのは2014年のモナコ開催でのこと。スペイン人DFはこの大会で優勝に貢献しただけでなく、アディダスのゴールデンボール賞も獲得している。「あれはいい思い出だ。それは賞をもらえたこともそうなんだけど、そこまでの道のりがよかった」と心地良い記憶を掘り起こしていく。

「準決勝でゴールできたことはラッキーだったんだけど、それから怪我をしてしまって、決勝には出られなさそうだった。だけど最終的には痛み止めを打って、なんとかプレーしたんだ。そうしたらまたゴールをすることができた。チームも勝利したし、本当に特別な思い出だよ」

「個人的な賞をもらえることはいつだって嬉しいけど、チームとしてのメンタリティは常に個人よりも重要だ。チームが勝つほうが嬉しい」

 クラブW杯の連覇から、現在はジネディーヌ・ジダン監督が去り、FWクリスティアーノ・ロナウドも移籍していった。こうした変化をどう思っているのか。

「ピッチ上で大きな違いが出るとは思わない。クリスティアーノがいなくなった後も、僕らはほとんど変わらない」

「たしかに彼はとても決定力のある選手だったけど。僕らはこれまで通りのアプローチで戦っている。常に目的は勝つことだ」

「クラブワールド杯を戦えるのは、昨シーズンの成功があってこそだ。世界王者になることで、自分たちの実力をあらためて確認できる。それってすばらしい経験だよ。僕らはそういう本当にすばらしい経験を何度かしてきた。すべては成功を積み重ねてきたからだ。この大会は短期決戦だから、少しのミスも許されない。準決勝と決勝しかない。トロフィーをホームに持って変えるよ」

 レアルは19日、準決勝で鹿島アントラーズと対戦する。

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