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翌日にはレアルと鹿島が激突!! 家長&憲剛&大島の心境は…

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 ライバルチームの一つが、銀河系軍団との対戦を翌日に控えている――。

 18日に横浜アリーナで開催された「2018 Jリーグアウォーズ」で、川崎フロンターレからベストイレブンに7選手が選出された。表彰式後の会見にはMVPを受賞したMF家長昭博やMF中村憲剛、MF大島僚太らベスト11受賞者が出席。そこで、クラブW杯を戦う鹿島についての質問が飛んだ。

 今季のACLを制してアジア王者となった鹿島はクラブW杯の出場権を手に入れると、15日に行われた準々決勝でグアダラハラ(メキシコ)から3-2の逆転勝利を収め、欧州王者レアル・マドリーへの挑戦権を手に入れた。アジア王者にならなければ辿り着かない世界を相手にした舞台。しかし今季開幕前、川崎Fにもこの舞台に立つ可能性があった。

 昨季のJ1リーグ王者である川崎FはACLに出場。しかし、3分3敗の未勝利でグループリーグで敗退することになった。中村は「去年は浦和、今年は鹿島。Jクラブが2年連続でACLを取ったことは嬉しいこと」と答える一方で、「けど、やっぱり半面悔しい」と唇を噛んだ。

「僕らも、その大会に出ていた。今年はJリーグチャンピオンとして予選リーグで敗退しているので、すごく悔しい思いをしている。勇気をもらっていると同時に悔しい」

 その思いは家長も同様で、「日本では川崎フロンターレは皆に認められる存在だと思うけど、アジアではまだまだだと思う」と語りながらも、「ぜひ来年はしっかりとアジアに川崎は強くて勝てるチームだと見せつけたい」と意欲を燃やした。

 今季のACLでは悔しい思いをしたが、明日レアルに挑む鹿島に対し、家長は「レアルと戦うことは非常に勇気付けられる。僕たちにもその可能性があると思うので、応援しつつ、来年は僕たちもと思っている」、中村は「Jクラブの一員としてすごく応援しているし、Jリーグの可能性をみせてほしい」とエールを贈り、大島も「Jとは全然違う対戦相手に逆転勝利できる力の強さや臨機応変な戦い方を改めてすごいと思う。次も勝ってくださいと応援しています」と続けて語っている。


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