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マルセロがモウリーニョ解任に言及、マンUの後任候補には「どのチームもジダンを欲しがる」

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レアル時代のモウリーニョ監督とDFマルセロ

 19日のFIFAクラブワールドカップ2018準決勝で鹿島アントラーズと対戦する欧州代表のレアル・マドリー(スペイン)が18日、UAE・アブダビのザイードスポーツシティスタジアムで公式会見を行い、サンティアゴ・ソラーリ監督とDFマルセロが出席した。

 鹿島戦前日の会見となったが、この日、マンチェスター・ユナイテッドから電撃解任が発表されたジョゼ・モウリーニョ監督に関する質問が飛んだ。10-11シーズンから3年間、レアルの指揮を執り、11-12シーズンにはリーガ・エスパニョーラを制したかつての指揮官についてマルセロは「ここにはクラブW杯の話をするために来ている」としながらも、「素晴らしい監督だったので残念だ」と言及。モウリーニョ監督がレアルの監督に復帰する可能性について聞かれ、「マドリーに戻ってくるかどうかは私が決めることではない。私は彼がマドリーで私たちにしてくれたことにとても感謝している」と話すにとどめた。

 同じような質問はソラーリ監督にも出たが、「私はプロとしてチームをマネジメントするすべての監督に敬意を抱いている。みんなが素晴らしい仕事をしている。モウリーニョがどこに行くかとか、そういう噂にコメントすることはできない」とかわした。

 さらにマンチェスター・Uの次期監督候補にやはり元レアル監督のジネディーヌ・ジダン氏の名前が挙がっていることに関し、「ジダンがユナイテッドでも成功すると思うか」との質問にマルセロは「答えはイエスだ」と即答。「ジズーは素晴らしい仕事を短期間で数多く成し遂げた。私は彼に感謝しているし、世界のどのチームもジダンを欲しがると思う」と指摘した。

(取材・文 西山紘平)

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