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「サッカー界に衝撃を与えた」鹿島対レアル戦前にFIFA公式が2016年決勝を回顧

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16年決勝ではMF柴崎岳がレアルから2得点を奪った

 19日に行われるFIFAクラブワールドカップ(CWC)準決勝を前に『FIFA.com』は、2016年大会決勝カードのレアル・マドリー鹿島アントラーズの再戦についての特集を組んだ。

 アジア王者としてCWCに参戦している鹿島。準々決勝では北中米カリブ海王者のグアダラハラに3-2と逆転勝利して、欧州王者のレアルが待つベスト4にコマを進めた。この一戦を前に、『FIFA.com』は横浜で行われた2016年大会の決勝戦を振り返った。

 最終的にはクリスティアーノ・ロナウドが延長戦に2ゴールを奪う活躍を見せ、4-2で勝利したレアルが2度目のCWCタイトルを獲得したものの「2年前、両チームは横浜で激突し、ガク・シバサキのゴールで欧州の巨人からリードを奪った日本のチームは、フットボール界に衝撃を与えた」と当時の激戦について綴った。

 また、2018年大会を戦う鹿島についても言及。前回対戦でも出場した選手がカギを握ると予想している。

「2016年ファイナルの記憶は、鹿島の多くのメンバーにとって依然としてとても新鮮なものだ。2年前の試合に出場した6人の選手が15日に勝利したチーバス戦でプレーした。彼らはアジアの王者としてトーナメントに戻って来て、この6人があの決勝の教訓をチームに植え付けることになるだろう」

 さらに、サポーターの存在も鹿島にとって大きなアドバンテージになり得ると話している。

「2016年のホストチームであった鹿島は、熱狂的なホームサポーターからの力を受け取り、予想を覆しての大躍進を遂げた。今回も日本の関東地方から熱狂的なファンたちが駆けつけ、2度目の決勝進出を後押しすることになるだろう」

 2016年決勝ではアシスタントコーチとしてベンチに座り、一戦を見守った大岩剛監督はリベンジに意気込んでいる。

「日本での前回の試合、我々は非常に大きなインパクトを残した。レアル・マドリーが相手でも我々は勝利を目指していた。試合には負けて、とてもがっかりしたが、今我々はあの時の失望を払拭するステージに辿り着いた。我々がこの機会を勝ち取ったことにとても満足している。この試合は多くの注目を集めることになるはずだ」

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