フランクフルトに所属する元日本代表MFの長谷部誠は、年内の復帰は見送られるようだ。アディ・ヒュッター監督が会見で認めている。

　13日に行われたUEFAヨーロッパリーグ・ラツィオ戦まで16試合連続フル出場を果たしていた長谷部だが、その試合の31分に左太ももを痛めた様子で負傷交代。ブンデスリーガ第15節レバークーゼン戦(2-1)を欠場したベテランは、マインツ戦、バイエルンの2試合に出場する可能性はないようだ。

　18日に記者会見に臨んだヒュッター監督は、地元の取材陣に「ハーゼ(長谷部)はバイエルン戦はどうなのか」と問われると、ランニングを再開したことを認めつつ、「走れるのはフィットネス状態がプレーできるほどというわけではない」と言及。「ウィンターブレイクまでの残り2試合で彼の起用はない」とも年内の復帰の可能性を否定している。

　オーストリア人指揮官だが、長谷部がランニングを再開したことについて「冬の準備期間に向けてのもの」ともコメント。負傷の程度については具体的に明かさなかったものの、すでに完治に近づいていることをほのめかした。

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