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「見る者の目を奪う強烈なインパクトがあった」セルティックの元同僚が中村俊輔のFKを懐古

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 16日に行われたスコティッシュ・プレミアリーグ第18節、セルティックはアウェーでクラブOBニール・レノン率いるハイバーニアン相手に0-2で黒星。その後、第10節の順延分マザーウェル戦で勝利を収めて首位に再浮上したものの、2位との勝ち点差はわずか1ポイントと余談を許さない状況となっている。

 セルティックの現状を受け、元ウェールズ代表FWジョン・ハートソン氏が『グラスゴー・イブニング・タイムズ』の取材で「中村俊輔のような存在が現在のセルティックにはいない」と古巣について語っている。

「私がセルティックにいたとき、FKは一気にビッグチャンスとなった。ナカムラはプレースキックのスペシャリストで、容易にPKを決めるかのように、FKを次々に決めていた。壁が何枚も並んでいたとしても、壁を超えるFKは相手GKにとってノーチャンスだったと思う。彼のキックは見る者の目を奪う強烈なインパクトがあった」

 現在、セルティックのプレースキッカーをしているオリビエ・エンチャムは、ハイバーニアン戦でキッカーを担当したものの、十分に狙える位置ながらゴールとはならなかった。このことから、ハートソンはセットプレーのチャンスを生かしきれていない古巣に対し、もどかしさを感じていたようだ。

 1975年生まれ、現在43歳のハートソンはアーセナル、ウエストハム、コベントリーなどイングランドのクラブを渡り歩き、2001年にセルティックへ加入。中村俊輔とは05-06シーズンにチームメイトとなった。2006年のセルティック退団後はWBA、ノリッジでプレーした後、2008年に現役引退。翌年ガンを患っていることが確認され、頭蓋骨の執刀手術も経験した。その後病気を克服し、現在ハートソン氏はTV解説者として活躍している。

 中村俊輔がセルティックでプレーしたのは05-06~08-09までの4シーズンで、ハートソンが中村俊輔と一緒にプレーしたのは05-06シーズンのみのわずか1年。その間、実際にハートソンは強じんなフィジカルを生かしてゴール前に陣取り、中村のお膳立てを受けゴールを決めている。

 FKのスペシャリストとして中村がいかに優れていたのか、最たる例としてその名を挙げるほど、セルティックのレジェンドからしても日本人MFは鮮烈な印象があったようだ。
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