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日本代表新トリオはアジア杯で輝くか?…欧州で活躍の南野、中島、堂安を『FOXスポーツ』アジア版が特集

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海外メディアが日本代表新トリオを特集

 UAEで2019年1月5日に開幕を迎えるアジアカップ2019を前に、『FOXスポーツ』アジア版は日本代表の若きトリオを特集した。

 ロシアでのワールドカップでベスト16入りを果たした日本代表は、新指揮官に就任した森保一監督の下で世代交代を推し進める中、来年1月に最初の公式戦となるアジアカップを迎える。トルクメニスタン、オマーン、ウズベキスタンと同組に入った日本代表の中で特に注目を集めるのは、南野拓実中島翔哉堂安律の3選手。同メディアは「ミナミノ、ナカジマ、ドウアン:日本のニューウェーブはAFCアジアカップ2019で輝きを放つのか?」と題して特集を組んだ。

 過去10年にわたり日本の攻撃陣を支え、合計で300キャップ以上を誇る香川真司本田圭佑岡崎慎司ら全員がアジアカップを欠場することに加え、ワールドカップまで常連だった長谷部誠と酒井高徳も代表から引退。これまでの主要メンバーが今大会のメンバーに含まれていないことを伝えた上で「ベテランがいないことは日本から経験という重要な要素を奪った」と指摘した。

 しかし「欧州で活躍する新トリオ、タクミ・ミナミノ、ショウヤ・ナカジマ、リツ・ドウアンの登場によりタレントや能力といった面でベテランの不在を嘆く必要はないだろう」と森保ジャパンの攻撃陣を新たに支える3選手の名前を挙げる。

 まず、南野について同メディアは「3人の中で最も経験値がある。2014年からザルツブルクでプレーし、オーストリアで公式戦100試合以上に出場した」と解説。中島と堂安についても「昨年から欧州に活躍の場を移し、それぞれポルトガルのポルティモネンセとオランダのフローニンゲンでプレーする」と言及する。

 また、強豪ウルグアイを4-3で退けた試合で活躍を見せた3選手を擁する攻撃陣について「ストライカーの後方に南野を置き、その両サイドに堂安と中島を起用するこのシステムで、彼らは90分にわたりポジションを入れ替えたりと賢い動きを見せ、相手ディフェンスの問題になり続けた」と特徴を説明した。

 続けて「日本はこの経験が十分ではない3選手に依存し過ぎているようにも見える」と不安な要素を指摘するも「すでにウルグアイやコスタリカに脅威を与えた才能豊かな若手であるミナミノ、ナカジマ、ドウアンは、UAEの地で5度目のアジア制覇を見据えている」と若きトリオの活躍に期待を寄せた。

 日本代表は、2019年1月9日にトルクメニスタンとの初戦を迎える。

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