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鳥栖の新監督はF・トーレス“元同僚”のカレーラス氏に決定「彼は何か変化をしている」

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鳥栖の新指揮官が決定した

 サガン鳥栖は22日、2019年シーズンの監督としてスペイン人のルイス・カレーラス・フェレール氏(46)の就任が決定したことを発表した。

 カレーラス氏は現役時代にバルセロナなどに所属。2001年から2003年まで在籍したアトレティコ・マドリーでは、現鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスとプレーしている。引退後はマジョルカやサラゴサ、ジムナスティック・タラゴナなどを率いた。

 クラブ公式サイトによると同日に記者会見が行われ、「日本のJリーグで指揮をできることに大変嬉しく思います」と話したカレーラス氏は、鳥栖について「とてもいい印象を持っています」とコメント。自身が目指すスタイルを「コンビネーションサッカー」としつつ、「しかし、プロの世界は勝つことが大事です。そして、どのように勝つがか大事だと私は思います」と考えを示している。

 初めて海外で指揮を執ることになるが、「どのような人たちが、どういったプレーをして、どのような関係者がいるのかを分析しました」と明かし、「日本のJリーグは成長していますし、高いレベルを持っています。その成長の過程の中で私の力が発揮できればと願っています」と新シーズンを見据えた。

 また、現役時代にアトレティコでチームメイトだったF・トーレスに関しては「サガン鳥栖というクラブでスペインが誇る選手が所属していることは素晴らしいと思います」と言及。「彼とは2002年に携わって、今回指導者として一緒に携われることを誇りに思います。もちろん彼は年齢を増して、何か変化をしていると思いますが、彼と一緒に戦えることを楽しみにしています。もともと持っている力を発揮させることがこのクラブにとって大事なことだと思います。そして彼に限らず全ての選手の最大限の力を発揮させること非常に重要です」と続けている。

 最後にファン・サポーターに向け、「皆さまにとって誇りになれるようなチームをつくっていこうと私は考えています。勝つだけでなく、努力する姿を見せて、そういったことを見出していきたい」と語った。

以下、クラブ発表プロフィール

●ルイス・カレーラス・フェレール
(LLUIS CARRERAS FERRER)
■生年月日
1972年9月24日(46歳)
■出身地
スペイン
■選手歴
1990-1993:バルセロナ
1993-1994:レアル・オビエド
1994-1995:ラシン
1995-1996:バルセロナ
1996-2001:マジョルカ
2001-2003:アトレティコ・マドリー
2003-2004:ムルシア
2004-2007:アラベス
■指導歴
2005-2009:アラベス U16/U18/B
2010-2013:サバデル
2013-2014:マジョルカ
2015-2016:サラゴサ
2017-2018:ジムナスティック・タラゴナ

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