ポルティモネンセの日本代表FW中島翔哉は、22日に行われる敵地でのフェイレンセ戦を控えるチームに帯同していないことが分かった。ポルトガル『O JOGO』が伝えた。

　今季、ここまでリーグ戦12試合に出場して5ゴール、5アシストを記録するなどポルティモネンセの主力として活躍する中島。しかし、20日にフェイレンセの本拠地に向けて出発したチームには同行せず、この試合を欠場することが決定的となった。

　この理由として、同メディアは26日より招集されるアジアカップを戦う日本代表に集中させるため、ポルティモネンセが離脱を許可したと伝えている。日本代表がアジアカップの決勝まで残れば、2月1日まで大会を戦うことになり、同選手は最大で2月10日のリオ・アベ戦までチームに合流できないことが見込まれる。

　一方で中島は冬の移籍市場でプレミアリーグのウォルバーハンプトン行きが近づいていると報じられており、1月にポルティモネンセを退団する可能性がある。これを受け、同メディアは先日に「ナカジマがサヨナラを告げるフェイレンセ戦は高いモチベーションになるだろう」と伝えていたが、この一戦ではプレーせず、14日のホームでのヴィトーリア戦が前半戦ラストゲームになってしまうようだ。

　アジアカップでは日本代表として活躍が期待される中島だが、ポルトガルでの雄姿はこのまま見納めとなるのか、それともチーム残留となるのか。移籍市場での立ち回りにも注目が集まるところだ。

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