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11月に左手骨折…法政大GK吉田舜がベストGK獲得「パントキックで魅せられた」

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ベストGKを獲得したGK吉田舜

[12.22 インカレ決勝 法政大1-0駒澤大 駒場]

 大会のベストGKには優勝した法政大(関東3)の背番号1、GK吉田舜(4年=前橋育英高)が選ばれた。守護神は「優勝したから選ばれたと思っています」と喜びをかみしめた。

 大会前に法大をアクシデントが襲っていた。関東大学リーグ戦前の11月中旬、吉田が全体練習後のシュート練習を受けていた際に左手親指を骨折。さらに同日の練習中に身長2mのGK中野小次郎(2年=徳島ユース)も骨折するという不運に見舞われていた。

 全治2か月と診断された吉田だが、今大会を“就活”と位置付けることから休んでいるわけにはいかなかった。初戦となった2回戦こそベンチで終えたが、準々決勝から復帰。3試合で勝利に導いた。

「去年のリベンジという形でこの大会に挑んでいて、そのリベンジを果たせたのは後輩にとってもいい刺激になったと思う」

 キックは一番の武器。キックの精度は前橋育英高時代に出場した高校選手権で大きな話題を集めた。「パントキックでは魅せられたと思う」。感覚で蹴っているという天性の才能の持ち主だが、より凄みを増している。

 怪我をおして出場したことで得た「ベストGK」という最高の肩書。さらに高校3年時、そして昨年と悔しい思いをした選手権優勝というリベンジも果たした。「高校選手権と、去年の大学準優勝があったから今の自分がある」。この日の経験は、まだまだ続けたいと話すサッカー人生に必ずつながるはずだ。

(取材・文 児玉幸洋)
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