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ベストDF賞も悔しい準V…星キョーワァンが来季へ意気込み「“駒澤の男”として必ず結果を」

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来季に向けてリベンジを誓った駒澤大DF星キョーワァン(3年=矢板中央高)

[12.22 インカレ決勝 法政大1-0駒澤大 駒場]

 3年生で唯一先発した駒澤大DF星キョーワァン(3年=矢板中央高)は大会を通じてゴール前の制空権を掌握し、インカレベストDF賞を獲得した。だが、決勝での敗戦には「ディフェンダーとして申し訳ない」と責任を背負い、ラストイヤーに向けて「駒澤の男として必ず結果を出したい」と誓った。

 MF大塲淳矢主将(4年=藤枝東高)が「高さ、強さは大学トップレベル」と評するように、星は屈強なフィジカルを持ち味とするセンターバック。DFカリドゥ・クリバリ(ナポリ)、DFダビド・ルイス(チェルシー)のプレーを参考にしているといい、「相手が誰であろうと譲れない」という対人バトルで後れを取るつもりはない。

 自身にとって初めてのインカレ決勝の舞台は、190cmの長身を誇るFW松澤彰(3年=浦和ユース)とのマッチアップが光った。「駆け引きをしてくるタイプより身体を寄せてくるタイプのほうが得意」という言葉どおり、身長では5cmほど上回っている相手に対しても、堂々とした競り合いでボールを跳ね返し続けていた。

 だが後半27分、MF森俊貴(3年=栃木ユース)のミドルシュートはクロスバーに助けられたが、跳ね返りをFWディサロ燦シルヴァーノ(4年=三菱養和SCユース)に決められて失点。ビハインドを取り戻せないまま試合を終え、「4年生と日本一を取りたかったのに取れなくて残念」と肩を落とした。

 この日の先発メンバーには4年生9人が並び、星は「4年生に引っ張ってもらって、4年生のおかげでここまで来ることができた。1年間を通して携われたのはうれしかったし、いい経験をさせて頂いた」と感謝の気持ちを表現。だからこそ最高学年の来季は「勝たせられる選手になりたい」と意気込んでいる。

「このチームで勝ちたいという気持ちがこの大会を通してあらためて強くなったので、来季は一つでも多くの勝利に関わりたい。個人ではストロングポイントを出して、ウィークポイントをカバーして、この大学の選手として、駒澤の男として結果を出したい」。引退する4年生の魂は強烈な個を持つディフェンダーに受け継がれたようだ。

(取材・文 竹内達也)
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