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[全国ルーキーリーグ交流大会]「嬉しいの一言です」阪南大高FW清水が優勝ゴール!

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阪南大高FW清水健生は決勝戦で決勝点。大会優秀選手に選出された

[12.25 全国ルーキーリーグ交流大会決勝 流通経済大柏高 1-2 阪南大高 時之栖うさぎ島G]

 決勝戦でのゴールを狙っていたという阪南大高FW清水健生(1年)が、「優勝ゴール」を決めた。1-1の後半16分、阪南大高はFW大川立樹が左サイドを突破。そのラストパスを「クロスからニアに入るのはFWとしてずっと練習してきた」という清水が右足でゴールに流し込んだ。

 今大会5得点目となるゴールが決勝点に。「昨日から絶対に決勝で決めてやると思っていたので嬉しかったです。まさか決勝ゴールを決めれるとは正直思っていなかったので、嬉しいの一言です」。得点後、ピッチサイドのサブ組の選手の下へ駆け寄った清水は喜びを爆発させていた。

 175cmのストライカーは前線で攻撃の起点になりつつ、得意の抜け出しからPAへ潜り込むシーンも。そして、大会優秀選手に選出された。だが、全国大会の5試合で「まだまだだと思います」と実感。足元の技術やDFラインの背後へ抜け出すタイミングなどの向上を誓っていた。

 憧れは今年、エース、主将としてチームを引っ張った3年生FW和田育だ。「苦しい時に点を決めたりする」先輩のように得点を重ねていくこと。来季プリンスリーグ関西を戦う阪南大高だが、Bチームが参戦する大阪府1部リーグは1月に開幕する。全国決勝でゴールを決めた清水は与えられた場所でまた結果を残し、中心選手への階段を上っていく。

(取材・文 吉田太郎)

●【特設】2018年度ミズノ全国ルーキーリーグ交流大会

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