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長友がスポーツ庁・鈴木大地長官と会談、肺気胸を乗り越えアジア杯制覇へ「ここにつながった」

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鈴木大地スポーツ庁長官(左)と長友佑都

 ガラタサライ所属の日本代表DF長友佑都は26日、都内のスポーツ庁を表敬訪問し、同庁の鈴木大地長官と会談をした。来年1月に開催されるアジア杯に向けて、「何としても優勝したい」と意気込みを語っている。

 長友は同日にロート製薬の『スポーツエールオフィサー(SYO)』に就任。同社の従業員に対して健康的なライフスタイル定着のために一人ひとりに合ったトレーニングを提供し、自身の経験を発信する役割を担っていく。その報告のため、同社の代表取締役会長兼社長である山田邦雄氏と長友がスポーツ庁を表敬訪問し、鈴木長官と会談を行った。

 鈴木長官は長友の健康面について、「どういう風に作り上げているんですか」と質問。長友は「トレーナーと専属のシェフに食と運動の部分でサポートしてもらっています」と打ち明けた。

 また、10月の試合中に患った肺気胸についても、「今年中に復帰するのは厳しいんじゃないかとドクターに言われていた。1か月で復帰できて、日本代表にも選ばれて、皆さんに支えてこられたなって思います」と感謝の意を表し、来年1月開催のアジア杯には、「ここにつながったなっていう思いで、アジア杯を何としても優勝したいですね」と決意を伝えた。

 会談後の囲み取材にも応じた長友。ロシアW杯時以来の鈴木長官との面会には「まず体ゴツいなと(笑)。良い体をしているなと思いました。現役を終えられてからも健康に気を遣ってトレーニングされているんだなと」とアスリートとしての大先輩をリスペクトする。

 来年の抱負について、「アジア杯は優勝しか考えていないです。日本代表としてのプライドを持って、アジア杯を優勝して、そしてまたガラタサライでもリーグ優勝して、良い形でシーズンを終えることができたら」と改めて頂点踏破を誓った。

(取材・文 石川祐介)
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