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ユース取材ライター陣が推薦する「選手権注目の11傑」vol.2

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川端氏が推薦するFW鈴木陽介(日章学園高)。(写真協力=高校サッカー年鑑)

 ゲキサカでは12月30日に開幕する第97回全国高校サッカー選手権の注目選手を大特集。ユース年代を主に取材するライター陣に、恒例の「選手権注目の11傑」を紹介してもらいます。第2回はサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材する川端暁彦氏による11人です。

川端暁彦氏「いろいろと考えましたが、今回はあえて王道を外しつつ、来年から本格的に始動するU-18日本代表の資格を持つ選手たちを11名ピックアップしてみました。年代別代表に入ったことがあったりプロに内定していたりする選手は除外しつつ、1校1名の原則に基づいて選んでいます。ポジションにはこだわらず、面白いモノを持った選手優先でチョイス。2001年という21世紀最初の年に生まれた選手たち、つまり現高校2年生と早生まれの高校3年生になります」

以下、川端氏が注目する11人
GK中川真(徳島市立高2年)
「185cm超級のサイズを持ちながらしっかりステップを踏んで動けるGK。高校総体では1回戦敗退ながら優秀選手となっているが、個人的にはその試合を自分も観ていたので納得感があった。さらにひと化け期待したい選手」

DF橋本峻弥(青森山田高3年)
「タレント揃いの青森山田にあって、この橋本も高い資質を秘めたDF。強烈なキック、高い打点のヘッド、さらに大型選手にもかかわらずしっかり備えた機動力と、ポテンシャル抜群。次のステージでの飛躍も期待したい」

DF長江皓亮(矢板中央高2年)
「2年生で唯一、プリンスリーグ関東王者・矢板中央の先発を張る実力は伊達ではない。矢板中央らしい高さへの対応力に加え、横方向のカバーリングもしっかりこなす。憧れだと言う白井陽貴主将とのコンビは大会屈指の鉄壁ぶり」

MF田辺利樹(瀬戸内高2年)
「的確に味方をサポートしてボールを引き出し、正確にさばく瀬戸内の2年生アンカー。チームがポゼッションスタイルに転換して成功したのも、この選手の存在が大きい。守備でも勘所を押さえたプレーが光る」

MF大坂悠力(浦和南高3年)
「分かりやすく“上手い”赤き血のイレブンのプレーメーカー。巧みなボールコントロールから決定的な仕事をこなす。単なる技巧派ではなく、身体的な強さもあり、球際でも勇敢に戦い、ヘディングでも果敢に勝負する」

MF森夢真(四日市中央工高2年)
「不思議な『意外性』を備えたドリブラーで、独特の間合いとセンスを持つ。先輩の浅野拓磨とはまったくタイプの異なる選手だが、同じように2年生で臨む選手権でブレイクする可能性を秘める」

FW鶴野怜樹(立正大淞南高3年)
「校内マラソンをさせても短距離走をさせてもトップという珍しいタイプの『速さ』を持つスピードスター。負傷でプレミアリーグ参入プレーオフには不在も、対戦校がこの男をスカウティングし損なっていると痛い目にあうだろう」

FW晴山岬(帝京長岡高2年)
「しなやかな身のこなし、的確な位置取り、確かなボールコントール能力、そしてゴールへ向かう決断力を備える期待のストライカー。今年8月の全日本U-18フットサル選手権ではMVPにも輝いている」

FW岡田大和(米子北高2年)
「背後に飛び出して良し、競り合って良し、左足に備えた大砲でドカンと一発やってみることもできるパワフルなアタッカー。同じ2年生の高橋祐翔がU-17日本代表へ招集されたことは刺激になっているはず。爆発を期待したい」

FW大森真吾(東福岡高3年)
「下級生にも好選手がひしめくが、やはり期待はこの男。サイドもこなす柔軟性があり、ハードワークする体力もあるが、やはり期待はゴール。恵まれた体躯を活かしたヘディング、パワフルなシュートを最後の全国舞台で見せたい」

FW鈴木陽介(日章学園高2年)
「日章学園が誇る点取り屋らしい点取り屋。激戦地のプリンスリーグ九州で18試合18得点。ランク2位に入った得点能力はホンモノだ。クロスボールに入っていくセンス、点で合わせるプレーが光る」

執筆者紹介:川端暁彦
 サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長。2004年の『エル・ゴラッソ』創刊以前から育成年代を中心とした取材活動を行ってきた。現在はフリーランスの編集者兼ライターとして活動し、各種媒体に寄稿。著書『Jの新人』(東邦出版)。

●【特設】高校選手権2018

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