beacon

「個人としてもやらなければいけないことがある」大会通じての成長誓うMF守田英正

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表MF守田英正

 今季プロ選手となった。しかし、MF守田英正はJ1連覇を達成した川崎Fでレギュラーを奪取すると、9月には日本代表に初招集されてデビューを飾り、さらにアジアカップに挑む日本代表に名を連ねた。「小さい頃から目標にしてきた」という日本代表だが、「だからと言ってゴールでもない。しっかりと地に足をつけて、謙虚にやりたい」と答えた。

 今回のメンバーでボランチの候補として守田の他に、MF青山敏弘、MF柴崎岳、MF遠藤航が招集されている。指揮官からの信頼が厚いベテラン、そして海外に身を置いて自身を磨く選手がライバルとなるが、レギュラー争いに食い込んでいこうと意気込みを示す。

「僕ができていないところを皆できているので、そこはリスペクトしているけど、僕もボランチの選手としてドンドン戦って、スタメンを勝ち取っていきたい」

 アジアの猛者と戦うアジアカップは23歳の若武者にとっては、大きな経験となるだろう。「チームとして優勝したい」とアジアの頂点まで辿り着くことが第一の目標となるが、「大会を通して僕個人としてもやらないといけないことがある。自分のストロングの部分が明確化されていないので、それが大会を通じて分かれば自分にとって成長につながると思う」と貴重な経験を積んで自身の成長へとつなげていく。

(取材・文 折戸岳彦)

●アジアカップ2019特設ページ

TOP