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挙式から一夜明け代表合流の槙野「一大イベントを終えて、またビッグイベントが待っている」

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代表合宿に合流したDF槙野智章

 来年1月5日にUAEで開幕するアジアカップに出場する日本代表は27日、千葉県内で合宿2日目の練習を行った。この日からDF槙野智章(浦和)とMF柴崎岳(ヘタフェ)が合流。2人は一部別調整となったが、招集メンバー23人中13人がそろい、トレーニングパートナー6人とともに汗を流した。

 国内組では唯一、一日遅れでの合流となった。槙野は前日26日に都内で女優の高梨臨と挙式・披露宴を行い、「昨日、一大イベントを終えたけど、またビッグイベントが待っている。それに向けてやっていかないといけない」と、心機一転、代表合宿に合流した。

 槙野にとっては初のアジアカップ出場となる。日本が優勝した11年大会は招集メンバーに名を連ねながら、ケガのため大会直前にチームを離脱。前回の15年大会は選考外だった。それでも「簡単にいく大会でないことは分かっている」と、テレビなどを通じて見てきたアジアカップ特有の難しさは理解している。

「レフェリングや環境の違い、コンディション面など、いろいろある。選ばれているメンバー全員で最後まで日程をこなして、タイトルを取れるようにやっていきたい」。あくまで目指すはアジアの頂点。結婚式という晴れの舞台を終えた31歳が戦闘モードにスイッチを切り替えた。

(取材・文 西山紘平)

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