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仲間に連れてきてもらった大舞台…前橋育英FW高橋尚紀「少しでも恩返ししたい」

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前橋育英高(群馬)FW高橋尚紀(写真協力・高校サッカー年鑑)

[PUMA ピックアッププレーヤー]
[1.2 選手権2回戦 前橋育英高2-0宇和島東高 駒場]

 グローバルスポーツブランドのプーマは、第97回全国高校サッカー選手権大会をサポートしている。サッカースパイク『FUTURE(フューチャー)』と『PUMA ONE(プーマワン)』、プーマユニフォームを着用する選手の中から注目選手を「PUMAピックアッププレーヤー」として紹介する。

 全国まで辿り着いたのは仲間のおかげだ。そう実感しているからこそ、前橋育英高(群馬)FW高橋尚紀(3年)は、大舞台で活躍することで恩返しをしようとしている。

 群馬県予選で高橋がピッチに立つことはなかった。10月中旬に左の鎖骨を怪我してしまい、受傷3日後には「手術をしてプレートを入れた」。サッカー部の練習中や試合中の負傷ではなく、「体育の授業のサッカーで、前の人の足に引っかかって転んでしまった」ことでの負傷だったこともあり、「自分がいけなかった…」とより一層の責任を感じていた。

 予選は「悔しい気持ちが強かった」が、全国の舞台に立つためには仲間を信頼するしかない。ただ、勝利だけを願った――。その思いが通じたか、前回大会王者は選手権への切符をしっかりと手に入れた。

 そして、チーム初戦となった宇和島東戦で先発としてピッチに送り出された高橋はフル出場を果たして、2-0の完封勝利に貢献。しかし、「前半は結構ボールに触れていたけど、後半は相手ペースになったときに、自分のポジショニングも悪くて、ボールも受けられないし、裏も抜け出せなかった。出来としては50パーセントくらい」と自己評価を下したようにエンジン全開とはいかず。

「全国に賭ける思いはチームで一番、自分があると思っている。チームの皆に迷惑をかけたし、チームの皆にここに連れてきてもらったので、少しでも恩返しできるように、とにかく点を取ってチームを救いたい」

 次戦は翌3日に行われ、尚志高(福島)と対戦。チームの勝利に貢献するだけでなく、自らの得点で勝利へと導いて、仲間に恩返ししたいところだ。

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(取材・文 折戸岳彦、取材協力 プーマ ジャパン)

●【特設】高校選手権2018

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