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モチベーション高める酒井宏樹「日本代表として唯一出ていない大会」

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代表合宿に合流したDF酒井宏樹

 意外にも初のアジアカップ挑戦となる。日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)の国際Aマッチ出場49試合は今回の招集メンバーではDF長友佑都、DF吉田麻也に次ぐ3番目の数字。ロンドン五輪を経験し、2度のW杯メンバーにも選ばれた森保ジャパン不動の右サイドバックだが、これまでアジアカップには縁がなかった。

「日本代表として唯一、出ていない大会だと思う。興味があるし、モチベーションも高い。いい大会にしたいし、いい思い出にしたい」。合流初日となったこの日、意欲十分に話した。アジアカップは初体験とはいえ、アジアでの戦いはW杯予選などを通じて十二分に経験している。「サッカーも違うし、スタイルも違う。簡単にはいかないと思う」と警戒する。

 前回大会はベスト8敗退に終わった日本だが、前々回大会の王者であり、ロシアW杯ではアジア勢で唯一、グループリーグを突破した。アジアでは追われる立場であり、相手も十分に研究し、日本対策を練ってくるのは間違いない。「僕らは謙虚に戦わないといけない。向こうはリスペクトして入ってくると思うし、そういう相手は難しい」と表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)

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