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[MOM2750]駒澤大高DF松本悠佑(2年)_苦手克服へ手応え。今大会の主将ボランチが攻守で躍動

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DF松本悠佑(2年)が攻守で躍動

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.28 横山杯決勝リーグ 法政二高0-3駒澤大高 HASAKI SOCCER VILLAGE B面]

 スタッフから今大会のキャプテンに指名された駒澤大高DF松本悠佑(2年)が攻守でチームを支え、勝利に導いた。

 ボランチで出場した松本は、判断よく相手にプレスをかけ、江川高輔コーチが称える対人での強さでボールを奪取。中盤で相手の攻撃の芽を摘んだ。さらに自身が持ち味と語る精度の高いキックで、2-0の後半17分には左CKからMF林駿佑(2年)の得点をアシスト。3-0の勝利に大きく貢献した。

「遠征の最初の方に比べれば、前のかかわりや得点意識が変わってきた。それにプラスして、攻守の切り替えであったり、遠征の前からトレーニングしていたことが徐々に出てきて、(予選リーグで)市船とやったときは3失点していて、そこからこういう決勝トーナメントで無失点で試合が終わっているのは、成長している部分だと思う」

 キャプテンとしてチームの成長を語る松本だが、個人としても今大会で手応えを感じている部分があるようだ。「ボール回収はここに来る前まで苦手で、そんなに回収能力もないし、つなぐ部分でもたもたしてしまって、相手に取られることが多かった。ボランチはセカンド回収が仕事だと思うので、そこを意識してやって、少しづつ拾えるようになって、味方との連携でボールを奪えることもできるようになってきた」と語り、苦手克服に意欲をみせた。

 駒澤大高は決勝リーグ第2節で八千代高(千葉)を1-0で撃破。2連勝で第2グループ首位に立ち、ファイナルゲーム(決勝戦)進出に王手をかけた。明日29日の第3節では、勝ち点2差で2位の松本国際高(長野)と戦う。「明日も厳しい戦いになる。勝てば決勝なので、そこに向けてしっかり今日はケアしたい。明日は結果を残すことを意識して、チームとして一つとなって勝ちたい」と意気込んだ松本。そのキーマンとして、チームを横山杯の頂へと導く。

(取材・文 清水祐一、取材協力 スポーツマネジメント)
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