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[横山杯]法政二が常に先行も…松本国際とのシーソーゲームはドロー決着

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[12.28 横山杯決勝リーグ 法政二高3-3松本国際高 HASAKI SOCCER VILLAGE A面]

 来年度の躍進を狙う強豪校の1、2年生たちが「サッカータウン波崎」で力を磨く「横山杯 第19回全国ユース招待サッカー大会」の1st Division Topは28日、決勝リーグ第2節を行い、第2グループの法政二高(神奈川)と松本国際高(長野)は3-3で引き分けた。

 試合はシーソーゲームとなった。長短のパスのコンビネーションから主導権を握る法政二は、前半27分に右サイド深くまで運んだMF菅原都月(2年)がマイナスへ折り返し、MF佐藤凜(2年)が右足で沈め、先制に成功する。だが、松本国際は30分、MF青木文哉(2年)がPA左あたりから放った左足シュートをゴールネットに突き刺し、すぐさま同点に追いついた。

 後半も激しい攻防が続く。法政二は6分、FW柘植脩也(2年)のスルーパスからWB原田凪里(2年)が落ち着いて右足で決め、勝ち越しに成功する。松本国際は14分、法政二GK鈴木涼太郎(2年)と接触してこぼれたボールをFW小林丈太郎(2年)がゴールに流し込み、再び試合を振り出しに戻した。

 緊迫の試合展開の中、法政二は後半24分、途中出場FW堀川洸(1年)のスルーパスからMF溝口駿(1年)が決め、3-2。このリードを守り抜きたかったが、29分にCKの混戦から松本国際DF木間皓太郎(2年)に決められ、3度追いつかれて3-3で引き分けに終わった。

 なお、決勝リーグ最終節は明日29日に行われ、勝ち点4で2位の松本国際は、2連勝で首位に立つ駒澤大高(東京)と対戦。法政二は八千代高(千葉)と戦う。

(取材・文 清水祐一、取材協力 スポーツマネジメント)
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