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[MOM2752]市立船橋DF野崎輝(2年)_声、リーダーシップの部分で変化見せるCB

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市立船橋高CB野崎輝

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.28 横山杯決勝リーグ第2節 市立船橋高 3-2 帝京高 HASAKI SOCCER VILLAGE A面]

 市立船橋高の波多秀吾コーチはCB野崎輝(2年)について「自分からやろうという姿勢が出てきた。何かを伝えた時に真っ先に反応するようになった。リーダーシップが出てきている」と評していた。

 ピッチ内外で自発的な部分が出てきているというチームの中で、特に自覚が見えてきているのが野崎だという。その野崎は最終ラインの中央で積極的に声を出し、的確な対応。本人はビルドアップの部分などでの課題を口にしていたが、「相手を見て、先に相手の前に入ったり準備のところでできたのかなと思っています」とできた部分についても口にしていた。

 姿勢が変わってきたのはチームのため、そして自分自身のためでもある。「自分たちの代になって、引っ張る人がいなくて。自分もそういうタイプじゃないんですけれどもしっかり声出さないとチームも崩れてしまう。試合に出るためにも必要なことなので自分からどんどん声かけてやっていきたい」。昨年、Aチームにかかわれずに悔しい思いをしてきたCBは今後も自発的に声を出してチームを支えていくことを誓っていた。

「リーダーシップをとって安定させたり、後ろからボール持ったり、苦しい時に一個頑張って自分が試合の流れを変えられるように。そういう選手になっていきたい」と野崎。引き分け以上で決勝進出の決まる最終節、そして優勝へ向けて「予選あと一個あるので、それを勝って、決勝でも勝って良い大会にしていきたい」と力を込めた。

(取材・文 吉田太郎、取材協力 スポーツマネジメント)

●【特設】横山杯 第19回全国ユース招待サッカー大会

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