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[横山杯]選手権主力組不在も強度とハードワーク継続して決勝L3連勝!駒澤大高が優勝懸けて市船と激突!

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駒澤大高は来年の先発候補たちが奮闘。決勝リーグ3連勝でファイナルゲームへ

[12.29 横山杯決勝リーグ第3節 松本国際高 2-3 駒澤大高 グリーン土合グラウンドB面]

 横山杯 第19回全国ユース招待サッカー大会は29日午前、1st Division Top決勝リーグ最終節を行い、第2グループ首位の駒澤大高(東京)が3-2で同2位の松本国際高(長野)に勝利。第2グループ3連勝の駒大高は、ファイナルゲーム(決勝、29日午後)で第1グループ1位の市立船橋高(千葉)と戦う。

 Aチームが選手権に出場する駒大高は、主力のMF原田大渡(2年)やMF小林蒼太(2年)らは不在だが、FW長谷川唯月(2年)やMF原幸士朗(1年)ら選手権登録メンバー数人が横山杯で実戦経験を積んでいる。その駒大高は前半24分、MF湯浅織人(2年)がクロスバー直撃の右足シュート。この跳ね返りを拾ったMF黒木弘也(2年)が先制ゴールを決めた。

 松本国際は相手の球際の厳しさ、スピード感に苦戦しながらも決定機を作り出す。26分、右サイドへ抜け出したFW小林丈太郎(2年)のクロスをFW木間皓太郎(2年)が合わせる。流れの良い時間帯もあった松本国際だが、駒大高は前線のMF福原琉市(2年)を起点とした攻撃やカウンターで相手DF陣に圧力をかける。

 そして後半3分、PAへ抜け出した黒木がターンしながら左足シュート。ポストを叩いた跳ね返りを交代出場のFW青木優吾(1年)が押し込んで2-0とした。さらに7分には福原が自ら獲得したPKを右足で決めて3-0。勝利に大きく近づいた。

 それでも、松本国際はGKから4バック、MF小川拓馬(2年)らがかかわりながら丁寧なビルドアップを継続。2点を奪い返す。まずは22分、右サイドへの展開から右SB西牧惇(2年)が右足シュート。DFに当たってコースの変わったボールは駒大高GK三浦健太(2年)がよく反応したが、こぼれ球を小林が押し込む。松本国際は試合終了間際にも左FKから西牧がゴール。駒大高は終盤にバタバタしてしまったところがあったものの、球際、ハードワークの部分を継続して逃げ切り、決勝進出を果たした。

(取材・文 吉田太郎、取材協力 スポーツマネジメント)

●【特設】横山杯 第19回全国ユース招待サッカー大会

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