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家族思いの酒井高徳、ドイツでの単身生活の辛さを告白「孤独を感じることも…」

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DF酒井高徳が地元紙で心境を明かす

 ブンデスリーガ2部ハンブルガーSVに所属する元日本代表DF酒井高徳は、地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』でドイツでの単身生活について、心境を明かした。

 2012年1月に20歳の若さでアルビレックス新潟からシュツットガルトに渡った酒井は現在2人の女の子の父親。「家族は僕にとってとても大事です。子供たちとはたくさん一緒に遊び、良い父親であるように頑張っています」と家庭的な人間としての自覚を持つ同選手は、今年の前半まではドイツで家族とともの生活を送っていた。

 しかし、2015年夏にハンブルガーSVに渡った酒井は今夏からは単身に。「子供たちは日本で学校に通うことになりましたので」と明かす酒井は、その理由について「妻がそう決めました。子供たちが転校を繰り返すべきではないですし、僕も同じように考えています」と説明するも、「でももちろんみんなと一緒にいられないのはとても辛いです」と心境を明かしている。

 家族とは毎日電話で話している様子の酒井だが、昨年にトップチームに昇格U-21日本代表MF伊藤達哉やドイツ4部のリューネブルガーSKでプレーする弟のDF酒井高聖とともに過ごす時間が多い。それでも、「家族が一緒にいないのは僕にとって大きなマイナスですね。孤独を感じることもあります」とやはり後輩や弟の存在はありがたいが、気分転換にしかならないようだ。

 そんな酒井は24日に日本に帰国。来月5日から始動するハンブルガーSVだが、『モルゲンポスト』は「サカイは充電満タンの状態で新しい1年に臨むことになるだろう。愛する家族より良いエネルギーの源は存在しない」と記事をしめくくった。

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