プレミアリーグ第20節が29日に行われる。今節の最大のビッグカードはリバプールとアーセナルの一戦だ。

　プレミアリーグで無敗の首位を走り、公式戦7連勝中のリバプールが、トップ4入りを狙う5位アーセナルを迎え撃つ。下馬評ではリバプールが圧倒的有利と言える中、『Goal』では両クラブの番記者にある質問をぶつけた。

　それは「相手のクラブから一人誰か補強するならどの選手?」というもの。アーセナルの番記者を務めるクリス・ウィットリー氏は「一人を決めるのは難しい」と前置きしつつ、プレミアリーグに限らず世界屈指のDFである「フィルヒル・ファン・ダイク」を挙げた。

　他方、リバプールのニール・ジョーンズの回答はユニークなものに。質問に対して「簡単に言ってしまえば、アーセナルにリバプールが欲しがる選手はいない」と答え、このように続けた。

「ただ、(ピエール・エメリク)オーバメヤンが最も近い答えかもしれないね。彼はユルゲン・クロップの元でプレーした経験もある。でもロベルト・フィルミーノに控えになるだろう。切り札としていいかもね」

　試合前の質問から明暗が分かれる結果となった両クラブ。アーセナルは選手の質だけで勝敗が決するわけではないということを示すことができるのだろうか。

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