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デビューしても変わらない…シュミット「どれだけウィークをなくせるか」

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日本代表GKシュミット・ダニエル

 日本代表GKシュミット・ダニエルはアジアカップで守護神の座を奪うため、トレーニングに打ち込んでいる。

 A代表デビューから約1か月が経った。ロシアW杯後、森保ジャパン発足時にA代表に初招集されたシュミットは継続してメンバー入りを果たし、11月シリーズのベネズエラ戦でA代表デビューを飾った。大きな経験を積んだが、常日頃の取り組みは変わることなく、「自分に足りないものを常に考え、特に課題となっているシュートストップの部分などはコーチと話して、練習してどれだけウィークをなくせるかを心掛けている」と課題を克服しようと努力を続ける。

 26日から始まった国内合宿は4日目を終えた。翌30日には流経大との練習試合が行われ、チームは一時解散。2日に再集合してUAEへと渡り、9日の初戦トルクメニスタン戦に向けて調整を進める。2月1日の決勝まで進めば最大7試合を行う長丁場となるため、シュミットは「体調管理とサッカー以外のところで、どれだけリラックスできるかが重要」だと説くと、自身のリラックス法は「コーヒーを飲むこと」と白い歯を見せながら答えた。

「いかにメンタル的に落ち着いてプレーできるか、チームを助けるプレーをどれだけできるか。それがチームの成績に関わってくる」。自身初となるアジアカップに向けて、最高の準備を進めていく。

(取材・文 折戸岳彦)

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