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守田を絶賛したJFA田嶋会長、2018年は「良い年だった」

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日本サッカー協会の田嶋幸三会長

 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は29日、千葉県内で行われている日本代表合宿4日目のトレーニング後、報道陣の取材に応じた。日本代表がロシアW杯ベスト16入りを果たした他、なでしこジャパンがアジア大会優勝、U-20女子代表が世界一となった2018年を振り返り、「良い年だったんじゃないかと思う」と総括した。

 田嶋会長は同日の日本代表合宿4日目を視察。東京五輪世代にあたるU-21世代、U-19世代のトレーニングパートナーが参加していることを受け、「同世代だけじゃなく、五輪世代、もう一つ下の世代まで見てくれて、パイを増やしてくれている」と森保一監督を讃えた。

 選手の中では、大卒1年目で日本代表に定着しているMF守田英正(川崎フロンターレ)を「もう随分長く代表にいたような感じでプレーしている」と絶賛。代表活動全体についても「下の年代も育ってきたし、良い方向にいっていると思う」と前向きに受け止めていた。

 この日はNHKで行われたロシアW杯日本対コロンビア戦の再放送を見たといい、「勝つとは分かっていてもドキドキした」とジョークも。また、同日午前に行われたJFA第42回全日本U-12サッカー選手権大会を「川崎Fが勝ったけど、大阪市ジュネッスもうまかったね。良い身のこなしをしていて、フットサルをやるのも良いことだと思った」と振り返った。

 来年1月5日に控えるアジアカップに話が及ぶと「簡単に勝たせてくれる相手じゃないけど、しっかり戦えば良い結果になってくれると思う」と展望。「大会なので内容だけじゃなく結果も求められるが、それを経て選手も成長するし、そこにこだわってほしい」と結果を求めた。

(取材・文 竹内達也)
●アジアカップ2019特設ページ

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