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“唯一”ゴール挙げた伊東純也「そういうのを合わせていく合宿だった」

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先制点を決めたMF伊東純也

[12.30 練習試合 日本代表2-0流通経済大]

 流通経済大との練習試合(35分ハーフ)に先発した日本代表MF伊東純也が先制ゴールを挙げた。右サイドハーフの位置から鋭いドリブルで右サイドを突破するなど持ち味を示し、幸先良くゴールを陥れた。

 前半11分、左サイドを抜け出したDF佐々木翔からのグラウンダーのクロスに反応。「最初はダイレクトで打とうと思ったけど、DFが見えたので切り返して打ちました」。冷静に一人を外し、左足シュートを突き刺した。

 前半29分にはトレーニングパートナーMF三笘薫(筑波大)が追加点を挙げ、2-0。DF菅原由勢(名古屋U-18)以外のフィールド選手を入れ変えた後半はゴールが生まれず、アジアカップを戦うA代表メンバーでは唯一のゴールとなった。

 シーズンオフに入っていた国内組はシーズン中の海外組とコンディションは異なるが、「話しながら最低限はできたと思う」と伊東。「やっぱりJ組はオフが長かったので、みんなでやる部分は普段とちょっと感覚が違うと思うし、そういうのを合わせていく合宿だったと思う」と5日間を総括した。チームはこれで国内合宿を打ち上げ、一時解散。年明けの1月2日に再集合して日本を出発する。

 合宿初日からモルテン社製のアジアカップ公式球を使用し、ボールの感触にも慣れた。「1日、2日目は違いを感じましたけど、慣れてきた感じはありますね。思い通りにできるようになってきたと思う」と手応えを口にした。

(取材・文 佐藤亜希子)

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