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「日本最高のDFの1人。驚くことになるかも」仏紙がトゥールーズ加入の昌子源に大きな期待

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トゥールーズへの移籍で合意した日本代表DF昌子源

 トゥールーズへの移籍で合意した日本代表DF昌子源を、フランス一般紙『LADEPECHE.fr』が紹介している。

 今季は鹿島アントラーズのクラブ史上初となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に貢献するなど、時にはキャプテンマークも巻いてチームをけん引した昌子。そしてクラブ・ワールドカップ終了後、かねてより噂されていたトゥールーズへの移籍合意が発表され、初の海外挑戦へと臨むこととなった。

『LADEPECHE.fr』は、トゥールーズは鹿島へ移籍金300万ユーロ(約4億円)を支払い、これはJリーグ史上、ディフェンスの選手としては最高額になったと伝えている。また、選手とは3年半の契約を結んだとしている。

 そして、「日本で最高のディフェンダーの1人」とし、「TFCが日本で最高の1人と契約したのは間違いない。代表としての活動終了後、トゥールーズに合流することになる」と紹介している。

 さらに『Japan Times』のダン・オーロウィッツ氏のコメントととして、昌子の能力を称賛している。

「彼は粘り強く、アグレッシブで得点も奪える選手だ。日本で最高のDFの1人であり、トゥールーズの誰よりもフィジカル的な強さを持っている。自身よりも屈強なアタッカーとの対戦も恐れない」

「そしてそれ以上に、優れたパス技術を持って、技術的にも非常に高い。ボールを持つ力を持っており、相手の危険な場所に運ぶこともできる」

 オーロウィッツ氏はそして、新たなレベルで自身の能力を証明する必要があると期待を込めている。

「フランスの方が全体的なレベルは明らかに高いだろう。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでの戦いに慣れているクラブも多い。当然のことながら、彼は初めに戦わなければならない。新たなリズム、新たなインテンシティ、そしてより素晴らしい選手たちに立ち向かう必要がある」

 それでも『LADEPECHE.fr』は、「昌子はACLを通じたハイレベルでの経験があり、2016年のレアル・マドリーとのクラブW杯決勝(延長戦の末2-4で敗戦)やロシア・ワールドカップラウンド16でのベルギー相手の敗戦などのショックも経験している」とし、新たな国でも適応には問題ないとしている。

 最後にはオーロウィッツ氏の「あなた方は驚くことになるかもしれない」というコメントを紹介。同メディアは「我々はそれを待っている」とし、26歳の日本代表DFの活躍を心待ちにしていると綴っている。

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