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個性引き出す大津の平岡総監督「次の試合で成長することが重要」

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{c|大津高}}の188cmFW大崎舜は1ゴール1アシストの活躍

[12.31 選手権1回戦 桐光学園高 0-5 大津高 ニッパ球]

 スケール感の大きな選手たちが躍動した。前半5分、MF大竹悠聖(3年)の左クロスから188cmFW大崎舜(3年)がDFを上手く抑えながら跳躍し、ヘディングシュート。「ニアの上を狙って打ったら入ったので狙い通り」という一撃が強豪対決の流れを大津高に傾けた。

 平岡和徳総監督のアドバイスで元ナイジェリア代表FWヌワンコ・カヌの映像を見て学ぶ大崎は、前半10分にも右サイドで巧みに相手CBと入れ替わり、一気に前進して中央へマイナスのパス。DF3人を引きつけたFW奥原零偉(3年)の後方でフリーになっていた大竹が右足で正確なシュートを蹴り込んで2-0とした。

 直後にMF松原亘紀(3年)が右足甲を負傷して退場。だが、緊急出場となったMF高見柊真(3年)がその穴を十分に埋めるプレーを見せ、守備面ではピンチを作られながらも最終ラインの選手や平岡総監督も評価していたGK松村龍之介(3年)が奮闘して無失点のまま試合を進める。

 そして、大竹のハットトリックでリードを広げた大津はMF馬場大暉(3年)や1年生FW宮原愛輝ら交代出場の選手も堂々としたプレーで強みを発揮。後半40分には馬場のラストパスから宮原が決めて5-0で快勝した。

 平岡総監督は高校3年間の1000日強の時間の中で選手たちの個性を伸ばし、次のステージへ選手を花開かせている。九州・熊本の公立校である大津出身のJリーガーは、50人にも及ぶ。今年、Jクラブに内定している選手は湘南内定CB福島隼斗主将(3年)一人だけだが、経験を重ね、全国で通用する武器を持つ現3年生の世代は、大学を経てプロに駆け上がる選手も多そうだ。

 平岡総監督は「次の試合で成長することが重要」と語っていたが、高さ、スピードという武器を発揮して勝利に貢献した大崎は「(以前に比べて)シュートも枠に行くようになった。きょうはそんなにシュートを打っていない。次の試合ではもっと打っていけるように」と貪欲。「進化は止まらない」をテーマとして、日々に取り組む大津が選手権も決勝の日まで進化し続ける。

(取材・文 吉田太郎)

●【特設】高校選手権2018

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