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“守備職人”のカンテにサッリ監督が求めるものは…

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ダビド・ルイスの浮き球パスからエンゴロ・カンテが決勝点を決めた

 チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、フランス代表MFエンゴロ・カンテに“オフ・ザ・ボールの動き”を要求した。クラブ公式サイトが伝えている。

 運動量とボール奪取力が持ち味のカンテ。昨季までは中盤の底でチームの守備を支える存在として貢献してきた。だが、今季はサッリ監督とともにやってきたMFジョルジーニョが4-3-3のアンカーを務め、カンテはインサイドハーフとしてプレーし、より攻撃に関わることが求められている。

 30日に行われたプレミリーグ第20節クリスタル・パレス戦では均衡が続く中、後半6分にカンテがゴール前に走り込み、DFダビド・ルイスの浮き球パスを呼び込み、この試合唯一の得点を奪った。

 勝利に大きく貢献したカンテ。サッリ監督は「まずは守備が最優先だが、その上で改善している。特にオフ・ザ・ボールの動きがね。今日の動きはとても良かった。いいタイミングで仕事をしてくれたね」とフランス代表MFを称えた。

 その上で指揮官は「深く引いた相手だと、ストライカーやウィンガーはスペースが限られるから厳しい。だからこそミッドフィルダーによるオフ・ザ・ボールの動きがカギになるんだ」と、“守備職人”のカンテに攻撃力向上をお願いした。

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