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「クラブが50億も出すとは考えられない」現地紙がウルブスの中島翔哉獲得に懐疑的

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 ウォルバーハンプトン移籍に近づいていたMF中島翔哉だが、どうやらこの交渉は破談に終わる可能性が高まっているようだ。イギリス『バーミンガム・ライブ』がその理由について伝えた。

 昨シーズンからポルトガルリーグのポルティモネンセでプレーする中島。今シーズンからは10番を背負い、ここまでリーグ戦で5ゴール5アシストを記録するなどエース級の活躍を見せる。

 この活躍を受け、プレミアリーグの古豪ウルブスは中島の獲得に興味。先日にはポルティモネンセの会長が交渉の進捗状況を80%と明かしており、今冬での移籍が秒読みとされていた。しかし、最近になって『A Bola』はウルブスが24歳の同選手の獲得を逃す可能性が高まっていると報じる。

 当初、中島の移籍金は2000万ユーロ(約25億円)程度になると考えられていたが、ここに来てポルティモネンセは契約解除金の4000万ユーロ(約50億円)にできる限り近づけようと模索中。これが移籍交渉を滞らせている要因であると考えられている。

 ウルブスのオーナーである中国の復星国際は潤沢な資金を有しているものの、昨夏の移籍市場で獲得したアダマ・トラオレに支払った1800万ポンド(約26億円)が2016年に経営権を取得してからの最高額。そのため、日本代表ウィンガーに4000万ユーロもの移籍金を出すとは考え難く、同クラブは獲得を見送る可能性があると『バーミンガム・ライブ』は伝えている。

 ウルブス以外にもポルトやベンフィカといったポルトガルの強豪に加え、セビージャやレスター・シティも中島の獲得に興味を示しているが、はたしてポルティモネンセの要求額を満たすだけのクラブは現れるのだろうか。

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