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都道府県予選決勝敗退も、活躍、個性光った選手たち48選(東日本編)

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桐生一高の仙台内定MF田中渉は、前回王者・前橋育英高相手に抜群の攻撃センスを披露

 第97回全国高校サッカー選手権が12月30日に開幕した。都道府県予選を勝ち抜いた48校の選手たちが全国大会での活躍を目指しているが、ゲキサカは各予選決勝敗退校の選手にも注目。編集部・吉田がチェックした各予選準優勝校から光った選手を一人ずつ、計48人ピックアップする。第1回は北海道~岐阜県までの東日本24選手を紹介。

北海道大谷室蘭高FW村上悠緋(3年)
「北海道予選決勝では相手に押し込まれる中でもカウンターで抜群の切れ味を披露。個で持ち込んでシュートを打ち込んだ」

八戸学院野辺地西高MF工藤拓人(2年)
「交代出場で青森山田を苦しめた2年生ドリブラー。あえてU-19代表CB三國に仕掛けていく強気のドリブル、そして隙をついて決めたゴールもインパクト大」

花巻東高MF八重樫翔太(3年)
「FW小松主将が累積警告で出場停止となった決勝戦。名門・遠野に果敢に立ち向かい、決定機を作り出していたドリブラー」

聖和学園高MF古賀楓真(2年)
「ドリブルに加え、パスセンスの高さも必見。2年生ながら聖和のエース番号14を背負うMFは、鮮やかなコントロールショットで先制ゴールも」

明桜高DF沖田凌介(1年)
「主将のMF吉田やGK黒崎らとともに、堅守・明桜の中心に。青森山田中出身の1年生CBはサイズこそないものの守備範囲広く、球際の攻防やヘディングで強さを発揮」

東海大山形高FW佐藤友莉(3年)
「県大会8得点のレフティー。MF伊藤らのパスからゴールへ迫り、貴重な一撃を決める。決勝では前半にビッグチャンスも」

学法石川高MF樋口裕平(3年)
「3年ぶりに決勝進出した学石の攻守の要。中盤でインターセプトし、落ち着いてボールを動かすなど、尚志相手に奮闘した」

鹿島学園高GK中島遼太郎(2年)
「183cmの守護神はキックと瞬時の反応の良さが武器。前半から明秀日立のチャンスをビッグセーブで封じ、接戦に持ち込んだ」

佐野日大高DF大塚健斗(3年)
「3バックの中央でプリンスリーグ関東優勝の矢板中央相手に健闘。高さとフィードを駆使して強敵に食い下がった」

桐生一高MF田中渉(3年)
「前橋育英の前に立ちはだかったレフティー。コンビネーションからスルーパスを2本、3本と通し、マークをいなすキープ力も披露。仙台内定」

昌平高DF堀江貴大(3年)
「前半、左サイドを駆け上がってクロス、シュートを連発した左SB。先制点を挙げた右SB吉田とともにサイドから浦和南に圧力をかけた」

市立船橋高MF松尾勇佑(3年)
「今年度の市船のストロングポイントになっていたサイドプレーヤー。連係、単独での突破から決定的なシュートを打ち込んだ」

大成高MF内田康平(2年)
「柔らかいボールタッチとキープ力、正確なパスを活かして攻撃を組み立て、ゴール前への侵入を試みていたボランチ」

帝京高MF三浦颯太(3年)
「盟友・FW佐々木とともに名門を引っ張ってきた左利きのプレーメーカー。準決勝で3得点を決め、ヘディングの強さも発揮するなど怖さを増した印象」

三浦学苑高DF池崎鉄人(3年)
「堅守・三浦学苑の中心。身長は170cmほどだが、チームの穴を的確に埋めて攻撃の起点に。抜群の守備センスを発揮していた」

帝京三高DF佐野大樹(1年)
「チーム唯一の1年生レギュラー。170cm台後半のサイズと対人の強さ。県決勝では右サイドの突破口になり、決定的なシーンを演出」

北越高GK甲斐雅基(2年)
「エースFW小林やMF河野ら攻撃力がウリのチームを最後方で支えた長身守護神。決勝では4失点したが、ファインセーブも多数」

上田西高GK小山智仁(3年)
「昨年度の全国4強経験者。サイズはないものの、ゴール前での落ち着き、シュートストップでチームに安心感を与えていた」

高岡一高DF大矢隼登(3年)
「従兄弟のMF大矢達輝とともにチームを支えたCB。決勝では富山一の猛攻を浴びながらも身体を張った守りで踏ん張っていた」

金沢学院高MF北村冠輔(1年)
「1、2年生が先発を占める金沢学院の1年生ゲームメーカー。視野の広さとプレースキック含めたキックの精度が特長」

福井商高DF吉田光希(3年)
「180cmを超える長身を持つ大型右SB。推進力を持って攻撃に絡み、右足で決定的なラストパスも見せた」

静岡学園高MF神田凜星(3年)
「後半開始からピッチに立ち、静学の猛攻の中心となった身長154cmの“マジシャン”。トラップとパスで違い生み出す」

名古屋高DF常盤遼太朗(3年)
「高精度の左足でポゼッションスタイルの名古屋高を支えた左SB。延長戦では右サイドからの直接CKで相手ゴールを脅かした」

中京学院大中京高FW近藤慶一(2年)
「国体でも大いに存在感を放った大型FW。決勝ではあとわずかのところで決めきれなかったが、前線でのパワフルな動きに注目」


●【特設】高校選手権2017

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